無垢と複合フローリング、その違いは? “フローリング”は、木製の床材の通称となっています。フローリングは、その構造から“無垢(単層)フローリング”と“複合(合板)フローリング”の2種類に大きく分類されます。それぞれの特徴を見てみましょう。 【無垢フローリング】 一枚の木を切り出してつくったもの <メリット> 高い調湿機能を備えており、室内の湿度調節が期待できる 静電気が起こりにくい 肌ざわりがよい 経年変化により、色つやなどの味わいがでる <デメリット> 湿度変化により、反りやすき間ができる 樹種によってはキズがつきやすい、無垢の質感を出すために表面加工しない場合は汚れが落ちにくい 【複合フローリング】 ベニア(単板)を線維方向が直交するように互い違いに貼り合わせた合板の表面に、天然木の薄板や木目を印刷したフィルムを貼りつけたもの <メリット> 無垢材に比べ比較的安価 施工がしやすい 反り