2015年にリリースされたOMSBのソロ2ndアルバム『Think Good』は、名実共にクラシックアルバムとして高い評価を得た。その後はライブや自身の環境の変化や、『Think Good』の重圧もあり、中々思うような制作ができなかったという。2019年にはOMSBというアーティストのスケールの大きさや人間味を感じさせるシングル"波の歌"を発表したが、まとまった作品としては実に6年ぶりのEP『MONKEY』が届けられた。 抜けの良さと何かを吹っ切ったようなOMSBのパワフルなラップが詰まった4曲は、全て2021年に入ってから完成したものだという。楽曲ができるようになったのには、どういう理由があるのだろうか?そこには新しい家族ができたことや、精神面での大きな変化があった。 取材・構成:和田哲郎 撮影:横山純 - EP『MONKEY』リリースおめでとうございます。前のシングル"波の歌"からは2