米マイクロソフトは2011年12月15日、同社の公式ブログにおいて、Internet Explorer(IE)の自動アップグレードを予定していることを明らかにした。ユーザーが何もしなくても、最新版のIEがインストールされるようになるという。 近年は、Webブラウザーの脆弱性を悪用する攻撃が増えている。このため、最新版のWebブラウザーを使うことが、有効なセキュリティ対策となる。そこで同社では、IEの自動アップグレードを2012年に開始することにしたという。 自動アップグレードが開始されれば、その時点での最新版が自動的にインストールされるようになる。開始当初は、IE6やIE7を使っているWindows XPではIE8が、IE9よりも古いIEを使っているWindows Vista/7ではIE9がインストールされることになる。 まずは、オーストラリアとブラジルのユーザーに、2012年1月から自動