「台湾」の表記については、政治的立場により「中華台北」、「中華民国台湾」など様々な表現がされますが、中国大陸では「中国台湾」が「政治的に正しい」とされています。なお、筆者が個人的に一番エモいと思う表記は「中華民国自由地区」ですが、この記事は日中共同声明第三項に示された日本政府の立場に準拠しています。 この度、この「表記」についての台湾当局による決定をめぐり、物議を醸しています。台湾「経済日報」報道をもとに、大陸の官営メディア「中国台湾網」(中共中央台湾工作弁公室、国務院台湾事務弁公室主管媒体)が伝えました。 さて、中国大陸のメーカー的に当然台湾は「中国台湾」となるわけですが、3月11日、台湾当局の通信主管部門を通過した「電信端末設備審検弁法」改正案において、携帯電話、タブレットPCなど電子製品の包装、説明書、ソフトウェアとハードウェアなどに「中国台湾」の表記があった場合、審検証明を発給せず