YAPC::Asia Tokyo 2014 で話したスライドです。 http://yapcasia.org/2014/talk/show/cc57f3ca-01b8-11e4-b7e8-e4a96aeab6a4
昔から、「OpenIDは認証でOAuthは認可だ」などということが言われます。しかし、その言語の意味を取り違えている方が結構多い気がしています。「もうOpenIDなんていらね。OAuthだけでいいじゃん」というような言説がよく流れてくるのがその証拠だと思います。OAuth認証というのもその類ですね。 そこで、今日はOAuthとOpenIDの違いを考えてみたいと思います。 OpenIDは紹介状、OAuthは合鍵 まずはOpenIDの概要の復習です。「OpenIDは認証」という言葉の内容をまずは復習してみましょう。 「認証」とは大変広い言葉でいろいろな場面で使われますが、「OpenIDは認証」という使い方の時は、「OpenIDは、いま来ている人の身元を認証」(ユーザ認証)という意味です。図にすると図1のような流れになります。 この例では、有栖さんがお客としてサービス提供をしているサイトである伊
OAuth 2.0で Webサービスの利用方法はどう変わるか ソーシャルAPI活用に必須の“OAuth”の基礎知識 株式会社ビーコンIT 木村篤彦 2011/2/2 TwitterがOAuth 1.0を採用したのを皮切りに、今では多くのサービスがOAuth 1.0に対応しています。国内でも、例えば、マイクロブログ型コラボツール「youRoom」、小規模グループ向けグループウェア「サイボウズLive」、「はてな」のいくつかのサービス、「Yahoo!オークション」、リアルタイムドローツール「Cacoo」などがOAuth 1.0に対応したAPIを公開しています。 ここ数年でOAuthはさまざまなWebサービスのリソースを利用する際の認証方式として普及してきました。これは大きなプレーヤーがサポートしたことも一因ですが、OAuthの持つ以下の2つの特徴によって、「OAuthを使うと、サービスプロバイ
iPhoneアプリでOAuth認証を行うための方法をまとめてみた。 この記事下部でソースをダウンロードできるので、それをプロジェクトに追加し、記事中の「ViewController.m」に記載してある相当のコードを書けば、OAuth認証が完了するはずだ。 はじめに この記事で紹介するOAuth認証処理の全体像をなぞると、以下のような流れになる。 1.OAuthトークンを、twitterから取得する。 2.取得したOAuthトークンをパラメータに、UIWebViewで認証ページを表示する。 3.UIWebViewからログイン情報をポストするリクエストをフックして、自前のコネクションをポストする。 4.3のレスポンスで得られるHTMLからPINコードを抽出する。 5.PINとOAuthトークンをセットにして、OAuthアクセストークンを取得する。 6.OAuthアクセストークンでサービスを利用
OAuth(オー オース[1])は、権限の認可 (authorization) を行うためのオープンスタンダードである。 2016年現在の最新の標準は、2012年にRFCとして発行されたOAuth 2.0である(RFC6749、RFC6750)。本稿でも以下、OAuth 2.0をベースに解説する。 OAuth 2.0では以下の4種類のロール(役割)を考える[2]: リソースオーナー (resource owner) リソースサーバー (resource server) クライアント (client) 認可サーバー (authorization server) リソースオーナーが人間である場合は、リソースオーナーのことをエンドユーザーともいう。 認可サーバーはリソースサーバーと同一のサーバーでも異なるサーバーでもよい[2]。 これら4つのロールを具体例に即して説明する。今、ウェブサイトA(リ
ヤフー株式会社は、2023年10月1日にLINEヤフー株式会社になりました。LINEヤフー株式会社の新しいブログはこちらです。LINEヤフー Tech Blog こんにちは、IDプラットフォーム技術の近藤です。 2007年12月4日、OAuth Core 1.0という仕様が策定されてからGoogle、米Yahoo、TwitterなどのサービスプロバイダがOAuthに対応を行い、外部アプリケーションに対してユーザーリソースへのアクセス認可を開始しました。そして2009年7月9日、Yahoo! JAPANもOAuthのサービスプロバイダとしてリソースアクセスの提供を開始しました。 2009年4月下旬にOAuth Core 1.0の仕様にセキュリティ問題があることが発表されました。 Yahoo! JAPANのOAuthはその問題を解決したOAuth Core 1.0 Revision Aという仕
クロスドメインでのデジタルアイデンティティを守る APIアクセス権を委譲するプロトコル、 OAuthを知る 作島 立樹 NRIパシフィック 2008/1/21 マッシュアップと呼ばれる仕組みで、既存のWebサービスが次々とつながり、新たなサービスが登場している。しかし、メールアドレスなど重要な個人情報が意図せずに「つながれてしまう」可能性もある。そこで登場したのがアクセス権の「委譲」を目的としたプロトコル、OAuthである。本記事ではOAuthの仕組みとともに、なぜそれが登場したのかという背景にも触れる(編集部) マッシュアップの犠牲になるユーザーのアイデンティティ GETなどのHTTPメソッドをもちいてURLへリクエストする、いわゆる「RESTful」【注1】なWeb APIを使ったアプリケーション同士の交流は、いままさに隆盛を極めている。「マッシュアップ」と呼ばれているこのサービス形態
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