日本でジェンダー平等が進まない要因の一つとして、司法の場での女性割合の低さが指摘されている。「憲法の番人」とされる最高裁判所の判事15人のうち、女性は現在、2人だけだ。これまでは女性3人が過去最多だった。最高裁では、性差別が絡む訴訟や、選択的夫婦別姓といった家族のあり方を問う訴訟も扱う。元最高裁判事の桜井龍子さん(74)は、最高裁判事の割合は男女同じであることを理想とし、当面は30%にあたる5人を目指すべきだと語る。(砂本紅年)
女性に金を貸す条件として性的な行為を要求する「ひととき融資」と呼ばれる方法で、高金利の貸し付けをした罪に問われた大阪府内の自治体の元職員に対し、大阪地方裁判所は「相手の弱みにつけ込み人格を無視した犯行だ」と指摘して有罪判決を言い渡しました。 被告は金を貸す条件として女性に性的な行為を要求する「ひととき融資」と呼ばれる方法で貸し付けていました。 19日の判決で大阪地方裁判所の三輪篤志裁判官は「経済状況が苦しい女性の弱みにつけ込み、自分の欲求を満たした行為で、女性の人格を無視した悪質な犯行だ」と指摘しました。 そのうえで、被害者の1人と示談が成立していることなどを考慮して、懲役2年6か月、執行猶予5年を言い渡しました。 被告はことし6月に逮捕されたあと懲戒免職となっています。
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