男性の育休取得率が約6%(平成30年度)と低迷するなか、社会全体で男性の育休取得率を向上させようという動きが進んでいる。政府は2020年度から子どもが生まれた男性の公務員を対象に1カ月以上の育休を取得させている。 【写真】子連れの妻が「Dr.」であることを空港で疑った日本の深い闇 その一方で、男性の育休の実態はあまり知られていない。女性の産後に男性が休みを取って一体何をするのか、具体的にイメージできないという人も少なくないだろう。育休を取ったものの、家事や育児の参加率が低い夫に対して妻が不満を覚えるケースも報じられ、「とるだけ育休」という言葉も生まれている。 また、育休の期間についてもたびたび議論がわき起こっている。今年1月、小泉進次郎環境大臣が第1子誕生に伴って3カ月間で計14日間の「育児休業取得」を宣言した際、小泉氏に賛同する人が大多数を占める一方で、「2週間では短い」「まとめて休みを