16日午前2時35分頃、愛媛県四国中央市土居町の松山自動車道上り線で、乗用車が逆方向に走ってきた軽乗用車と正面衝突した。 軽乗用車を運転していた近くの銀行員山内洋平さん(34)が全身を強く打ち死亡。乗用車を運転していた香川県観音寺市の会社員男性(54)が右足骨折の重傷を負った。 愛媛県警高速隊によると、現場の上り線は走行車線と追い越し車線があり、2台は追い越し車線で衝突した。事故前には「車が逆走している」との通報が2件寄せられていたという。同隊は山内さんが約10キロ離れた土居インターチェンジの上り線出口から進入したとみて、原因を調べている。