米シスコシステムズが、データセンター向けにサーバー製品を販売する見通しだ。米ニューヨークタイムズが2009年1月20日(米国時間)、シスコが2009年3月にもサーバーやネットワーク装置に米ヴイエムウェア製の仮想化ソフトウエアを組み合わせて販売すると報じた。 シスコは現在「Cisco Data Center 3.0」という構想を進めている(関連記事:シスコが顧客向けイベントを開催、次世代データセンター構想「Data Center 3.0」を発表)。これは「データセンター全体を仮想化して、アプリケーションや顧客といった単位で必要なリソース(プロセッサやメモリー、ストレージなど)をリソースプールから確保できる仕組み」を実現するものである。同構想を推進するには、自社でサーバー・ハードウエアを提供するのが合理的と判断した模様だ。 米IBMや米ヒューレット・パッカード、米デルは、「コンテナ型データセン