Eメール、グループウエア、Officeソフト、レンタルサーバ。用途が限定的なものは便益がすぐにわかるのでどんな企業だって導入できる。でも、業務システムは別。インストールすればいい、契約すればいいというものではない。ハードルがくそみそ高くなる。 経営に資するITを正しく手に入れる手順 自社の事業の全体図(ビジネスモデル)を描き それを支える業務プロセスを描き 何をITに載せる意味があるかを描き ITに落としこむだけの情報を揃えて 実際のITシステムを導入する この5段階のプロセスを踏まねばならない。正しくやろうとしたら、ね。これを提供できる技術がITじゃないってことぐらい、誰でもわかる。何をITに載せる意味があるのかを見出すのが最も大切で、その意味にもベクトルやレベル感がまちまちだ。ある企業は見積のプロセスを強化したいだろうし、ある企業は在庫のリードタイム短縮を目指しているかもしれない。エン