米国でも日本でも、おそらく他の国でも、「社外からメールなどで受信した実行形式のファイルは開いてはならない」という条文を企業のセキュリティポリシとして定めるのはとても一般的だ。ご存じの通り、この条文はウィルス感染予防を目的としている。 日本の企業は特に情報漏洩に過敏で、セキュリティポリシには「Winny使用禁止」「社有PC持ち出し禁止」などが明確に書かれているところも多い。さらに細かくセキュリティポリシの運用規則を定めているところもあり、その中に「メールにファイルを添付するときは、会社指定の暗号化ソフトで暗号化すること」というのがある。というか、僕の知る限りでは、日本の大企業ではそれが常識になっているはずだ。 実際にファイルを暗号化するときには、儀式があるのをご存じだろうか。通常、暗号化ソフトで暗号化されたファイルは、ファイルを受け取った人が復号化するときに手間がかからないように、「自己復号
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く