タグ

ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (21)

  • 無罪の人を牢屋に入れることの意味が理解できないらしい怖い人達 - Chikirinの日記

    1997年の3月に渋谷のラブホテル街、円山町で、当時、東京電力に勤めていた女性社員が殺されました。その事件発生の2か月後に逮捕され、当初より無罪を主張していたネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリさんが、先日、逮捕から15年後、ようやく釈放され、ネパールに帰国しました。 この事件に関して、発生当時からマスコミが大騒ぎし、世間が一種の興奮状態に陥った理由は、東京電力という超一流企業の女性社員が、円山町というラブホテル街で、立ちんぼに近い形で格安売春婦をやっていたという衝撃的な事実のためでした。 被害者は「元、東電に勤めていた」のではありません。当時も普通に働きながら、勤務後に一回数千円などという価格で売春を続けていたというのだから、世間の好奇の目を集めるのは当然だったともいえるでしょう。 なんだけど、そもそも「殺された側」、つまり被害者のプライバシーがマスコミで大々的に報道されるなどまとも

    無罪の人を牢屋に入れることの意味が理解できないらしい怖い人達 - Chikirinの日記
  • キャリアのVSOP - Chikirinの日記

    誰に聞いたか、何で読んだのか、覚えてないのですが、ずっと昔に聞いて「なるほどその通りかも。おもしろい!」と思ったのが「キャリアのVSOP」という話。 VSOPはブランデーの等級を表す言葉ですが、それにひっかけ、各年代でどうキャリアを積んでいくべきか、アドバイスする話です。 <V:20代はバラエティ> 20代で大事なことは、とにかく多彩な経験を積むこと。 自分が何に向いているか、やってみないとわからない。 あまり頑なに「自分はこれが向いているはず」と思い込み、それ以外のコトは見ない、触れない、みたいな生活をしないこと。 小さい頃から憧れてた職業に就くこと以外なにも試さない人がいるけど、世間をまったく知らない子供の頃の夢に固執しすぎるのもどうかと思う。 それは天職かもしれないが、単なる子供っぽい思い込みかも知れないのだから。 20代にあれこれやってみるのは、決してリスクなんかじゃない。 多彩な

    キャリアのVSOP - Chikirinの日記
  • どの常識の世界で生きるか - Chikirinの日記

    以前、知り合いの起業家から聞いた話がとても印象深く、記憶に残っています。 彼は若い頃から起業を志しており、その思いはブレることなく 20代で起業、今も順調に会社を育てています。今は IPOも実現し、上場企業の社長になっています。 この会社、最近は海外展開も始めているのですが、そのきっかけとなったのが、「海外起業家との交流」だったそうです。 彼が初めてアジアの起業家が集まるカンファレンスに出席した時、交流会での起業家間の会話において、 最初の質問は常に「あなたの会社のビジネスモデルは?」というもの、 そして、二番目の質問が「で、その事業は何カ国で展開してるの?」だったというのです。 彼が最初の質問に答えて自分の事業の説明をすると、みんな「おー、それはユニークなビジネスモデルだ。おもしろいね!」と言ってくれる。 ところが二番目の質問に彼が「今は日だけでやってる」と答えると、みんなが「へっ!

    どの常識の世界で生きるか - Chikirinの日記
  • 先進国になるということ - Chikirinの日記

    以前は打つ手がなかったHIV感染、現在では薬で AIDS発症を効果的に抑制できると言われています。 多くの高価な薬を併用する治療法のため、月の薬代は約 20万円、年間で 240万円にもなり、基的には一生飲み続けるので、40歳から 70歳までの 30年分で合計 7200万円もかかります。 こんな高い薬代を払える人は、ほとんどいませんよね。 けれど日では障害者認定を受けることにより、患者の個人負担は月 1−2万円程度にできます。 日の医療保険、社会福祉制度は非常に手厚く国民を守っているため、患者はわずかな負担で命がつながるわけです。 もちろんその差額は、医療保険の他、社会福祉費用として税金から払われます。 ★★★ そして患者一人当たり 7200万円の薬代は、それらの薬を開発している製薬会社の売上となります。 お金の流れ(月額・一人分)はこんなかんじ。 ↓ ( 40歳から 70歳までで生涯

    先進国になるということ - Chikirinの日記
  • 一番大事なこと - Chikirinの日記

    それは、「自分がどう生きていきたいか」を理解しておくこと、そして選んだ道に自信を持つこと 「なんとなく」とか「成り行きで」ではなく、 「事情があるから」「仕方なく」でもなく、 こういう生き方がしたいから、 こうやって生きています! と言えること 世間の多数派や、現在のトレンドと違っていてもなんの問題もないです。 なんでもいいから、「自分はこれがいい!」と確信できる道を。 自分の選択について、他者に評価してもらう必要はありません。そんなの超無意味。 人生は選択の連続で、「何かを選ぶこと」は、「何かを選ばないこと」だから、 自分が選ばなかったものをいつまでも振り返らず、 選んだ生き方を楽しみましょう。 大事なことは「自分がどう生きていきたいか」わかっていること。自分自身がその選択に自信をもっていること というわけで、 私は今年もちんたらと・・・ そんじゃーね。

    一番大事なこと - Chikirinの日記
    attoku
    attoku 2012/01/08
    「自分がどう生きていきたいか」を理解しておくこと
  • 通貨制度という虚構のシステム - Chikirinの日記

    今回のユーロ危機でちきりんが再確認したのが、「通貨制度」というのはそもそも虚構のシステムだという伝統的な事実です。 その昔、小石を丸く削って通貨として使い始めた頃から今まで、通貨そのものには質的な価値はありません。当時の通貨である丸い石も人々の空腹を満たしてはくれなかったし、現在の「通帳に印字された数字」「お札という紙に印字された模様」にも、なんの質的な価値もありません。 通貨制度というのは、お札にしろコインにしろ、国家の権威が「これは価値があるものだ。みんな、そう信じるように!」と宣言し、一般人全員がそれを信じることによって成り立っている虚構のシステムです。 金貨や銀貨が使われていた時代や、金兌換制度の下ではもうすこし実質的な意味があったのか?というと、それも微妙なところです。金だって取引所や政府の独占管理などの制度的な裏付けなしに価値が規定されるものではありませんでした。虚構の制度

    通貨制度という虚構のシステム - Chikirinの日記
  • ギリギリまで「まとめに入らない」能力 - Chikirinの日記

    会社で働いていた頃、「この人、すごいっ!」と思う人にたくさん出会いました。 中でも私が一番感心したのは、「超ギリギリのタイミングまで、まとめに入らない人たち」です。 なんでもそうですが、何かを作り上げる時には「作る」+「整える」という二段階の作業が必要です。 最初の「作る」は「中心的な価値」を生み出す作業で、 後半の「整える」は、生み出した価値をお客様に説明しやすく&売りやすくするため、細部や体裁を整え、きれいにパッケージする、みたいな作業です。 この「作る」から「整える」に移行するタイミングを「まとめに入る」と呼びます。 たとえば 10日後に締め切りの企画書があるとしましょう。 このとき、デキる人は最初の 9日間は「まとめ」についていっさい意識せず、思考をどんどん発散させて、考えることに集中します。 一方、6日目くらいからは「まとめ」を意識して「落としどころ」を探りに入る人もいます。これ

    ギリギリまで「まとめに入らない」能力 - Chikirinの日記
  • 摩擦回避か生産性重視か。コミュニケーションのトレードオフ - Chikirinの日記

    何かについて議論する時、コミュニケーションの生産性を優先すべきか、それとも、できる限り摩擦を避けるべきか、というトレードオフが発生します。 たとえば、ランチについて 3人で相談するとき、全員が摩擦を避け、「なんでもいいよ」と自分の好みを言わないまま済ませようとすると、「何をべに行くか」という結論を出すのに余分な時間がかかります。 一方、ひとりひとりが「オレはなんでもいい」「オレは和中華がいい」「オレは和だけはイヤだ」と自分の主張を明確にすれば、「じゃあ、中華にしよう!」とすぐ結論がでます。 このように、個々人が主張を明確にした方が結論は早くでます。つまり、コミュニケーションの生産性が高くなるのです。 でもこのやり方では、それぞれの意見の違いが明確になるため、それを嫌がる(=できるだけ避けたがる)組織や個人も存在します。 個人や組織の性格によって、どちらを優先すべきかという志向が異な

    摩擦回避か生産性重視か。コミュニケーションのトレードオフ - Chikirinの日記
    attoku
    attoku 2011/10/29
    本当は生産性に徹すれば合理的だろうけど機械になりきれないのが人間。日本の場合摩擦避け=空気読み重視で停滞してるんだろうけど要はバランスなんだろうなー。
  • とある講演会の感想 - Chikirinの日記

    この前とある講演会を聞きにいって、「人生がヒマだとロクなことにならない」、「人生に必要なのは希望とコミュニケーションのふたつ。これがないと厳しいってことだ」と思った。 よく「お金がないから老後が不安」とか言ってる人がいるが、そうじゃないと思う。お金なんかよりコミュニケーションの方がよほど人を救う。忙しければ人は不幸を感じるヒマがない。 時々、“40才近いひきこもりの息子を、70才近い母親が保険の外交や清掃業務に従事して支えている”みたいな話を聞くけど、あれって母親の方も“自立していない息子”のおかげで救われている。毎日やることがあってヒマにならないし、「自分がいないとダメだ」と思える相手がいて、グチや叱責も含めてコミュニケーションが生まれる。 子供が独立し、結婚して孫もできたけど、仕事海外にいてほとんど帰ってこない。母の日と正月など年2回電話があるだけ(花は届くけど)、という状態で毎日一

    とある講演会の感想 - Chikirinの日記
  • 休眠口座とか休眠宝くじとか - Chikirinの日記

    「休眠口座」をご存じでしょうか。10年など長きにわたってなんの取引も行われないままの銀行口座のことです。「よく覚えてないけど、自分にもそういう口座があるかも?」という人もいるでしょう。 小さい頃にお年玉用に作ってもらっていた口座、大学近くの銀行で作った口座、引っ越し前や結婚前の銀行口座などで、数百円の残高があるかもしれないけど、もう通帳も判子もなくしちゃった、銀行の名前も何度も変わってる・・みたいな口座です。 こういう口座はものすごい数、存在していて、合計するとその金額も相当です。銀行、信用金庫などはもちろん、郵便貯金にもあります。 昔は口座開設の人確認が緩かったので仮名での休眠口座もあり、既に亡くなっている人の口座がそのままという場合もあるでしょう。(おばあちゃんが亡くなった後、すべての口座からお金を引き出して精算したりしてますか?) これらの口座にあるお金は、一定期間たつと会計上、そ

    休眠口座とか休眠宝くじとか - Chikirinの日記
  • ブログとツイッター - Chikirinの日記

    ちきりんがツイッターを始めたのは去年の秋、会社を辞めた時なのでまだ半年ほどです。当時、「ツイッターを始めるとブログの更新が極端に少なくなる」ということが多くのブログで起っていたので、「私もツイッターを始めたらブログ書かなくなるかな?」と思ってました。 で、半年。結論としては、そういうことは起らなかった。 それより少し前(昨年の6月)に身辺雑記のための別ブログ、“ちきりんパーソナル”を分離したことで体ブログの更新頻度は減りましたが、ふたつのブログを合せると以前と同様のペースです。 ということは、私にとっては「ブログとツイッター」は代替可能ツールではなかった、ということなので、じゃあ何が違うのか、について考えてみました。 ちきりんにとってのツイッターはまず (1) プロモーション・メディアです。 ここでプロモーションしているのは、 ・ブログのエントリ ・他所に書いた記事や取材された記事 ・

    ブログとツイッター - Chikirinの日記
  • 戦後の世界経済が俯瞰できる本 - Chikirinの日記

    「今年は無職だし、でも読むか」ということで、「月に2冊はを読む。(ただし暇な月のみ)」という目標を立てました。やや目標が低めではないかと思われるかもしれませんが、これでいいんです。あんまり高い目標をたてると大変ですから。 で、早速1冊読んでみました。 経済危機のルーツ ―モノづくりはグーグルとウォール街に負けたのか 作者: 野口悠紀雄出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2010/04/09メディア: 単行購入: 3人 クリック: 74回この商品を含むブログ (36件) を見る 尊敬する野口悠紀雄先生のです。元々は2008年-2009年の週刊東洋経済の連載なので、ちきりんも一度は読んでるんですけど、で通して読んでみたらその内容が非常によく理解できました。 戦後の世界経済の変遷が概観されてます。(のタイトルとはやや違います。)ここでは世界大戦が終結した1945年からリーマン

    戦後の世界経済が俯瞰できる本 - Chikirinの日記
  • 2010-12-14

    飲み会の支払いの際、たまたまAさんに持ち合わせがなく、同僚のBさんから千円借りました。 すぐ返すつもりが、多忙な日が続き、顔を会わせないまま1ヶ月が過ぎました。 期限も決めていないし催促もされなかったので、「忘れてるかな。今頃言い出すのもどうかな。たいした額じゃないし」と思っているうちに、そのままになってしまいました。 このことで、Aさんが得たのは「千円」、反対にAさんが失ったのが「信用」です。 ずっと先のある日、Aさんは起業をしました。 Aさんは仲間や出資を募っています。別の飲み会でそれが話題になった時、Bさんはふと昔のことを思い出して言いました。 「でもあいつ、ちょっとルーズな面もあるよね」と。 責める諷でもなく軽い調子のコメントで、実際Bさん自身、昔のことをそんなに気にしているわけではありません。気軽な“つぶやき”みたいなものです。 でもその場にいた、実は出資を検討していたCさんには

    2010-12-14
    attoku
    attoku 2010/12/14
    風が吹けば桶屋が儲かる的な?
  • 改正貸金業法について - Chikirinの日記

    一ヶ月ほど前、6月18日に「改正貸金業法」が完全施行されました。2006年の12月に成立した法律で、最も重要な、 (1)上限金利の引き下げ (2)総量規制の導入 の適用が始まったのです。 これにより貸し出しの上限金利は20%となり、それ以上の利子は無効で刑事罰の対象となります。さらに個人については、年収の3分の1まで(複数の会社から借りている場合は合算して)しか借りられなくなります。総量規制の趣旨は「返済能力を超える借金をさせてはいけない」ということです。 これ、ものすごい“子供扱いでおせっかい”な規制ですよね。「返済能力を超える借り入れをしてはいけない」なんて当たり前だし、そんなことをして困るのは借り手人です。貸し手だって、返済能力を超えて貸したら戻ってこないのだから、わざわざこんなことを法律で決めなくてもいいはずです。 ではなぜこんな規制が必要になったのでしょう? それは日では、“

    改正貸金業法について - Chikirinの日記
    attoku
    attoku 2010/07/15
    お金の話。
  • “横の壁”が無くなる - Chikirinの日記

    ネットメディアと既存メディアの大きな違い。それは、セグメント間の壁がすごく低いってことです。 あまりに壁が低すぎて、多くの人は壁の存在に気がつかないくらいだったりする。そしてそのために、多くの人が無駄にイラついたり、怒ったりしてる。 どういうことか? ★★★ 雑誌や新聞、テレビのような既存メディアの場合、大半の人は「自分のセグメント向けに作られたものだけ」を目にします。 そもそも新聞や雑誌は有料だから、自分が属さない層向けに作られたものは買わないよね。 若い女性がスポーツ新聞を読むことは希だし、若者が高齢者向けの健康雑誌を見ることもほとんど無い。 地上波テレビだってターゲットにあわせた番組編成をしてるので、超夜型の若者がたまたま朝まで起きてて、早朝の高齢者向け番組を目にする時くらいしか「違う層むけ」の番組は目に入らない。 ところがネットだと、検索エンジンは“サイトの性格”を検索するわけでは

    “横の壁”が無くなる - Chikirinの日記
    attoku
    attoku 2010/05/18
    いろいろな対比構造が透けて見えるわけだ
  • “日本の将来像”をお選びいただけます - Chikirinの日記

    政治家が日の将来ビジョンを提示できていないことが問題だ。まずは、どんな国を目指すのか、国の将来像を描いてほしい!」とお嘆きのみなさん、 参院選の準備に忙しい政治家に代わり、ちきりんがこの国の将来ビジョンを提示させていただきます。 といっても、決めるのはもちろん(ちきりんではなく)皆様です。 下記に“日の将来像の選択肢”を5つほど書いておきましたので、みなさんで選んでみてくださいね。 <オプション1:ギリシャモデル> バラマキにバラマキを続けた上、めちゃくちゃな財政赤字でも消費税はあげず国債発行で対応し、更に日郵政を再国有化するなど国家機関もどんどん肥大化させる。 国債の消化が未達となり国家財政が成り立たなくなってから、その後のことは考えるモデル。 日の場合、ギリシャのように事実上の財政破綻が起こっても暴動は起こらず、せいぜい粛々とデモ行進が行われる程度なので治安は問題なし。その代

    “日本の将来像”をお選びいただけます - Chikirinの日記
  • 客を責めたら終わりだしょ - Chikirinの日記

    自動車会社の経営者→「若者の車離れが進んでいる。車が売れない」 サービス会社の経営者→「高齢者はお金の使い方を知らない。ため込むばかりで消費しない。お金を持っては死ねないのだから、もっと使って人生を楽しめばよいのに」 若者の“○○離れ”を嘆き、一方で高齢者の金離れの悪さを指摘する経営者達。 しかし、「モノが売れないのは、客の購買行動が変だから」と考えてるような企業が儲かるはずがない。 客が商品から離れたのではない。商品が客の欲しいモノや、欲しいと思う価格から離れてしまっているだけ。 ちきりんの知る限り、このことを一番よく言われるのはセブンイレブンCEOの鈴木敏文氏です。 鈴木氏は「売れないのは、客が当に欲しいと思うモノを我々が提供できてないからだ」と繰り返しおっしゃってます。 ユニクロの柳井社長も時々同趣旨の発言をされる。買わない客がおかしいのではなく、供給者側が客の望むモノを見いだせて

    客を責めたら終わりだしょ - Chikirinの日記
  • グローバリゼーションの意味 - Chikirinの日記

    企業の課題としてよく指摘される、「グローバル企業への脱皮」 素材メーカーから電子デバイスなど部品メーカー、さらに、工作機械、自動車や精密機器メーカーなど、日には世界中に商品を輸出し、売上の半分が海外市場という企業も少なくありません。 しかし、これらの企業が「グローバル企業か?」と問われた時、自信をもって「もちろん!」と言えるでしょうか? なかなかそうはいえませんよね。これはなぜなのでしょう? なぜ海外でも名の通った有名大企業さえ、世界からグローバル企業として認識されないのでしょう? 答えは、グローバル化しているのが「技術と商品」だけだから。反対にいえば「組織と人」が全くグローバル化していないからです。 日人男性だけで構成される役員会、日人で固めた世界各地の現地法人の責任者、日社だけで行われる経営会議や研修、日人だけに適用される給与テーブルや退職金制度・・・ たとえ世界中で

    attoku
    attoku 2010/04/08
    外国人の子ども手当の手続きでデマ騒ぎしたりプンスカしたりするくらいだから無理じゃね
  • 宝のスピーチ - Chikirinの日記

    このスピーチ、すばらしかった。。(追記:公開期間は終了したようです) → “孫正義 LIVE 2011” ソフトバンクの孫正義氏が先日、2011年の新卒採用説明会で行ったスピーチのustream録画です。 2時間ちかい長いスピーチですが、小学校5,6年生か中学 1年生くらい、義務教育の間に全員に見せるべきビデオだとさえ感じました。 スピーチの公開期間は終わりましたが、聞きながらメモをとったので書いておきます。 また、下記のの内容はスピーチに近いです。 志高く 孫正義正伝 新版 (実業之日社文庫)posted with amazlet at 15.11.26井上 篤夫 実業之日社 (2015-01-31) 売り上げランキング: 12,588 Amazon.co.jpで詳細を見る 以下は、私の個人的メモです。孫社長の言葉の他、自分が感じたこと、考えたことをまぜて書いてます。ご注意下さい。

    宝のスピーチ - Chikirinの日記
  • 経済成長に必要なインフラが変わることの意味 - Chikirinの日記

    発展途上国の開発援助といえば「インフラ投資」というのが、一種の定番というか常識です。 「当にそれが一番いい方法なのか? もっとミクロな生活改善の方がいいのでは?」という点については議論もあり、私も 2005年にこちらで書いています。 しかし、一般的には途上国にとってはインフラ投資のインパクト、その乗数効果は(日々に必要な生活物資を配るというような方法に比べ)非常に大きいとされています。 この“途上国へのインフラ投資”に関して、先日も紹介した「グラミンフォンという奇蹟」を読んで学んだことを書いておきます。 このの主役であるイクバル氏というバングラディッシュ人の男性は、米国に留学して教育を受け、米国の金融業界で働いていましたが、祖国で携帯電話事業を立ち上げるという事業を始めて成功させます。 彼が最初にひらめいたアイデアは「つながることが価値なのだ!」ということでした。“つながる”とは「携帯