スタイリッシュな作品でアニメ・漫画などのカルチャーシーンに新風を吹かせているクリエイター集団「NC帝國」。ペーパートイ「グラフィグ」の原型を作り、いとうのいぢらプロ作家とともにCDアルバムのジャケットを飾るイラストを描くなど、ここ数年で一気に注目度が高まっているグループだ。同グループの一員であり、美麗なイラストの数々を発表しているイータ(η)氏の創作活動には、ペンタブレット「Intuos」シリーズが欠かせないという。今回は、そんな同氏にペンタブレットを使ったデジタル作画への思いや、そのこだわりを聞いた。 ――まず最初に、クリエイター集団「NC帝國」の結成の経緯や、これまで手がけられてきた作品についてお聞かせください。 「NC帝國」は、大学でデザインを学んでいる仲間と立ち上げたグループです。その当時はイラストやグラフィックを含めたデザインを横断的に行っている同人誌をあまり見かけなかったので、