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ブックマーク / courrier.jp (6)

  • Appleが強調するデザインへの信念 « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    アメリカ班の南です。6月10日からサンフランシスコではAppleのWWDCが行われています。そこでクーリエのブログでも、西海岸に拠点を置き、IT業界の動向に詳しいジャーナリストの松村太郎さんに、数回にわたって現地の様子を伝えてもらうことになりました。初回の今日はデザイン面の話から――。 ————————————————————- Text and Photographs by Taro Matsumura Appleがサンフランシスコで毎年恒例となったWWDC 2013を開催しています。1枚およそ15万円のチケットはわずか74秒で売り切れ。ロックミュージシャンも真っ青のそのプラチナチケットぶりは、スティーブ・ジョブズが登壇していた頃よりも加速しているように見えます。 WWDCはWorldwide Developers Conferenceの略。Appleが毎年開催している開発者向け

  • 英語から最も“遠い”言語は? « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    アメリカ班のRです。 留学や仕事などで外国暮らしをした経験のある方は、こんな疑問を持ったことがあるかもしれません。「なぜあの人は、誰よりも早く言葉を覚えて現地の社会に溶け込んでしまったのだろう?」 個人の能力の問題だと思うかもしれませんが、じつはそれだけでもなさそうなのです。「アトランティック」誌によると、「外国語の習熟度は、母国語との“距離”に影響される」ことが、ドイツのルール大学ボーフムの経済学者の研究によりわかったというのです。 「そりゃそうだろう」と思うかもしれません。たとえば、韓国語は日語に“近い”から習得しやすいなどと言われますよね。でも、科学的に分析してみたら、たとえば英語はどの言語に最も“近く”、どの言語から最も“遠い”のか、ちょっと気になりませんか? この研究では、まずは2つの言語に共通する「同語源語」の数を算出し、たとえば「あなた」を意味する「You(英語)」

  • なぜ日本人はファックスを手放せないのか « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    アメリカ班の南です。 今月の「世界が見たNIPPON 」では、英国の「フィナンシャル・タイムズ」紙が見たアベノミクスの行方、英「オブザーバー」紙が掲載した“原発離婚”に関する記事、そして「ニューヨーク・タイムズ」が報じた「なぜ日人はファックスを手放せないのか」の3の記事を転載しています。 最後の「ニューヨーク・タイムズ」の記事は、世界でも有数の技術力を誇る日人が、なぜ“時代遅れ”とも言えるファックスを使い続けているのかについて報じたものです。じつは、日社会とファックスの関係に関しては、昨年6月に「ワシントン・ポスト」紙もよく似た記事を掲載していました(このときは版権を取得できず、転載を見送りました)。海外メディアの特派員にとって、日人のファックスへの依存度の高さは不思議な光景に映るようです。 私も日常の業務のなかでファックスを利用することが少なくありません。企業などから届く

  • 「バイラル・ループ」著者、未公開インタビュー

    こんにちは、アメリカ班のIです。 「クーリエ・ジャポン」11月号では、欧米で話題になったビジネス書『バイラル・ループ』の著者アダム・ペネンバーグのインタビューを掲載しました。「爆発的な成長を企業にもたらす『バイラル・ループ』とは何か」という問いに、著者が自ら答えています。 「バイラル・ループ」とは、モノやサービスが口コミによって、ウィルスのように伝播していく現象のことです。「ユーチューブやフェイスブック、ツイッターなどのウェブ2.0企業は、このバイラル・ループを企業戦略に組み込んでいたために急成長した」と著者は指摘しています。 ニューヨーク大学のジャーナリズム学科准教授として教壇に立つ傍ら、ビジネス・エコノミック・プログラムのアシスタント・ディレクターを務めるペネンバーグは、米ビジネス誌「ファスト・カンパニー」の記者としても活躍中です。そんな著者は“バイラル・ループ”という言葉を、「ネット

    「バイラル・ループ」著者、未公開インタビュー
  • 食べ物が人のこころを左右する? « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    こんにちは。版権担当のTです。甘いものが好きな人は、辛いものや酸っぱいもの、またはビターな味が好きな人に比べて、他人に甘い・優しい、という通説があるそうです。昨年末の米「サイコロジー・トゥデイ」誌に、べ物が人の態度や判断に及ぼす影響について書かれた記事が載っていましたので、今日はそちらをご紹介したいと思います。この記事ではいろんな実験が紹介されていました。 まず、ノースダコタ州立大学の心理学者マイケル・ロビンソンのチームが、昨年「Journal of Personality and Social Psychology」に発表した実験です。これは、人はどんな味のべ物をもらったかで、その後の優しさが変わるというもの。被験者に甘いキャンディーをあげてから、見ず知らずの人を助けるために時間を割くかどうか質問しました。すると酸っぱいキャンディーや塩味のクラッカーをもらった被験者よりも、他人を助

  • 世界が注目する日本の起業家たち « クーリエ・ジャポンの現場から(編集部ブログ)

    アメリカ班の南です。今月号の「世界が見たNIPPON」は、前号に引き続いて「日の労働環境の変化」について報じた記事を集めて構成しています。 たとえば、仏「インターナショナル・ヘラルド・トリビューン」紙は「国内市場が縮小しているいま、日企業にとって優れた人材を海外から確保することは、とりわけ重要になっている」と指摘し、楽天やDeNAなどのIT企業が外国人を積極的に採用するようになったことを取り上げています。 社内公用語を英語にしたことが有名な楽天は、2012年に採用した開発部のスタッフ100人中、じつに70人が外国人だったといいます。社内全体で見ても、2010年の社員の外国人比率は約4%だったそうですが、その数字が今年は8%にまで増えていると同紙は報じています。 また、IT企業以外でも米「タイム」誌は、年間を通じて採用活動を行い、外国人も日人と同じ条件で採用するファーストリテイリ

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