GW明けの7日、書店員の間では連休中の売れ筋タイトルを振り返るつぶやきが多くなったが、特に存在感を見せつけているのが4月からアニメがスタートしている「進撃の巨人」(諫山創)だ。 祝日続きのGWは、年末年始やお盆と並び、数日にわたって書店に配本がなくなる長期休配期間。当然書店サイドも事前に売れ筋タイトルなどの確保に努めるが、まとめ買い需要が増えることもあり、例年ヒットタイトルが店頭で不足状態に陥ることが多い。連休明けのタイミングでは、書店員TLから追加配本を待ちわびる声が上がってくるのが恒例だ。 特に5月の連休では、昨年12年の「黒子のバスケ」(藤巻忠俊)のように、4月スタートのアニメ、メディアミックス作品が売上を伸ばし、品薄状態に陥ることも。今年も書店からはさまざまな声が上がったが、なかでも別格だったのが「進撃の巨人」で、複数の書店がその売れ行きの凄さを伝えている。 精文館書店下瀬谷店のコ