2014年・F1世界選手権で最初の走行チャンスとなる公式テストがスペインのヘレスサーキットで始まった。既に前回の記事「マクラーレンの新車MP4-29のノーズデザインにファンの衝撃走る!」で紹介した「マクラーレン」などいくつかのチームがニューマシンのルックスを公開し、ファンの間で話題となっていたが、ヘレステストの現場でもニューマシンが初公開されてファンにさらなる衝撃を与えている。 可夢偉も乗る、ケータハムの新車CT05 【写真:Catherham F1】「アリクイノーズ」や「エイリアンノーズ」などと呼ばれる今年のマシン独特のノーズ形状。これは先の記事にも書いた通り、2014年のF1車両規定の変更によるものだ。 現代のF1マシンは「空気力学(空力とも略される)」の技術進歩が目覚ましい。F1チームは「風洞」と呼ばれる風を当てて空力データを算出する実験施設を稼働させ、実車の大きさに近いモデルカーを