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  • 頭がおかしくなるほどおもしろかった──《アイアマンガー》三部作 - 基本読書

    堆塵館 (アイアマンガー三部作1) (アイアマンガー三部作 1) 作者: エドワード・ケアリー,古屋美登里出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2016/09/30メディア: 単行この商品を含むブログ (17件) を見るエドワード・ケアリー《アイアマンガー》三部作が先日発売の『肺都』によって完結したが、これが当に凄い物語だった。奇しくも『肺都』が昨年最後に読了したとなったけれども、そんなことは無関係に問答無用で『肺都』が17年のベストだ。それどころか《アイアマンガー三部作》は、人生においてこれ程の熱量の物語にあと何度出会えるのだろうか……と考え込まずにはいられない、破壊的な小説作品なのだ。 人間を突き動かさずにはいられない特異なリズムがこの物語全体を貫いている。劇作家でもある著者による台詞、会話劇は一つ一つの発言が声の大きさ、息の吐く音まで聞こえてきそうな(凄まじい翻訳の力もあるの

    頭がおかしくなるほどおもしろかった──《アイアマンガー》三部作 - 基本読書
    aurora3373
    aurora3373 2018/01/01
    読みたい。
  • 人類のせいでバナナがヤバイ──『世界からバナナがなくなるまえに: 食料危機に立ち向かう科学者たち』 - 基本読書

    世界からバナナがなくなるまえに: 料危機に立ち向かう科学者たち 作者: ロブ・ダン,高橋洋出版社/メーカー: 青土社発売日: 2017/07/25メディア: 単行(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る最近、身の回りには料が行き渡りすぎていて、逆に廃棄が問題になっているぐらいだ。だから、「料危機」と言われてもピンとこないところはある。危機といっても店にいけばやっすいバナナがたくさん転がっているのだから。野菜は高いけど。 ところが現在、農業の拡大、遺伝子操作などの科学技術の進展、グローバリゼーションの時代の到来が相まって、物の多様性はガンガン低下し、料危機がいよいよ格的にヤバイことになっている、というか今までもずっとヤバかった──と訴えかけるのが書の大まかな内容である。『二〇一六年のカロリー供給は、世界のどこでも、かつてないほど限定された物に依存するようになった。これまで

    人類のせいでバナナがヤバイ──『世界からバナナがなくなるまえに: 食料危機に立ち向かう科学者たち』 - 基本読書
    aurora3373
    aurora3373 2017/08/01
    メモ。意識することのない食糧危機。、
  • ハヤカワ文庫補完計画作品を全部読んで/レビューしてのあとがき&目次 - 基本読書

    早川書房70週年を記念して行われた『これまで小社の歴史を彩ってきた名作・傑作70点を、新訳・復刊・新版で装いを新たに刊行してまいります。』という、「ハヤカワ文庫補完計画」に勝手に乗って全レビューしていたのだが、これが終わった。最初は1点につき1500字くらいの簡単なものを予定していたのだが、それでは到底不可能なことがわかり結局どれも3000字ぐらいかけて格的に書いてしまった。 とはいえ普段レビューを書いていない人間が突然書き始めたわけでもないし、普段書いている記事の一部分がこの企画にとって変わっただけでもある。やり遂げたという感じでもなく、あれ、終わったのか、という呆気なさの方が強い。なんとなく「終わったらあとがきを書こう」と決めていたから今これを書いているけれども、特に何か書くことがあるわけでもなかったりする。まあ書いていれば何か出てくるでしょう。 なんでこんなことをやろうとしたのかと

    ハヤカワ文庫補完計画作品を全部読んで/レビューしてのあとがき&目次 - 基本読書
    aurora3373
    aurora3373 2016/04/21
    膨大な読書量とレビューする意志力に敬服。まず読む時間が欲しい!
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