石川県によりますと、地震のあと、能登町白丸の住宅から火が出て、周辺の住宅などが燃えていた火災は、2日鎮火し、あわせて20軒が燃えたということです。消防は、巻き込まれた人がいないかどうか、確認を急いでいます。 石川県の災害対策本部によりますと、輪島市や、珠洲市と能登町でもそれぞれ火災が起きています。輪島市や珠洲市などでは、家屋の倒壊や道路の陥没などの情報も多く寄せられているということです。 震度7の揺れを観測した志賀町では、家屋の倒壊や断水、道路の陥没などが多数確認されています。 震度6強の揺れを観測した輪島市では、市役所の近くにあるビルが傾いたほか、中心部で火災が発生し、消防によりますと、火は2日の午前中までにほぼ消し止められましたということですが、観光名所として知られる「朝市通り」周辺、280メートル四方にある店舗や住宅など200棟以上が焼けたとみられるということです。また、家屋などの倒