先日は終戦記念日だったが,8月15日以降も戦闘は行われていた。8日に突如対日参戦したソ連軍との戦闘である。 ソ連軍は「満州国」侵攻後,千島・南樺太に侵攻した。11日,ソ連軍は樺太国境を越え,古屯で日本軍と交戦,19日に真岡,25日に大泊・豊原を攻略し,南樺太はソ連占領下に置かれる。 いっぽう千島では,18日に最北端の占守島にソ連軍が現れ,21日まで日本軍と交戦,その後,31日に得撫島まで到達した。 ところで,現在,一部で「占守島で日本軍の守備隊が勇戦したからこそ,北海道分割は免れたのだ」という論がある。例えば, 語られることのない占守島の戦い 〜終戦後に日本を守った兵士達〜 − アジアの真実[……]しかしこの占守島で苦戦したソ連は北海道まで到達できず、北海道北部がソ連に占領されることはなかったのです。 占守島の戦い(北海道分断を阻止した日本軍最後の大勝利) − 徳島の保守 もし、占守島守備