企業をPRするような名前がついた公衆トイレを街中で目にします。自治体がトイレの命名権(ネーミングライツ)を導入したものです。ところが契約内容を聞いてみると、トイレの名前を変えるだけではありません。契約したトイレの専門業者が技術をいかして、衛生的な設備に改修したり、定期点検をしたり。汚くて敬遠しがちな公衆トイレの浄化につながると注目されています。 【画像】おしゃれすぎ!とても公衆トイレには見えない「EBISU KANSEI TOILET」 東京・池袋から東武東上線で十数分。埼玉県和光市の和光市駅で下車すると、駅前のロータリーに「和光市駅前 トイレ診断士の厠堂」と青い看板がかかった公衆トイレがあります。 埼玉県内の企業と契約して、1月にリニューアルしました。スタジアムやコンサートホールなど一般的な命名権は、お金をもらって施設の愛称を企業や商品名に変えます。ところが、このトイレはお金はもらって