米コンサルティング企業のDeloitteが、2011年には企業が1000万台以上のタブレットを購入するという予測を発表した。 今年のタブレットPCの販売総数のうち、25%以上が企業による購入が占める見込みだ。米Appleが昨年4月に投入したiPadの成功で認知されたばかりの市場としては、信じられないような数字だ。 1月18日(現地時間)に公表した年次予測でこのような見通しを示した米コンサルティング企業のDeloitteでは、2012年にはこの25%という数字がさらに伸びると予想している。これは、ポータブルPCの機能性という面で、タブレットがノートPCよりも勝っているという認識を企業が抱き始めたからだとしている。 「一部の評論家はタブレットについて、コンシューマー向けの非力なメディア視聴用のオモチャにすぎないという見方をしているが、2011年には1000万台以上のタブレットが企業によって購入