安価な気球アンテナで、僻地に携帯電話サービスを提供 2006年2月 1日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2006年02月01日 ノースダコタ州ビズマーク発――数個の気球で事足りるのなら、人口密度の低い地域にわざわざ費用のかかる携帯電話のアンテナ塔を建てなくても済むはずだ――そんな発想のもと、ノースダコタ州では元州知事のエド・シェイファー氏が、無線ネットワーク用のリピーター[中継器]を気球で上空に浮かべ、携帯電話サービスの空白地域を埋める計画を進めている。 シェイファー氏は、「ばかばかしく聞こえることはわかっている。だが、実験段階では成功している技術だ」と述べている。シェイファー氏は州知事を8年間務めた後、2000年に退任し、現在は無線通信会社米エクステンド・アメリカ社の最高経営責任者(CEO)を務めている。 エクステンド・アメリカ社は米スペース・データ社(アリゾナ州チャンド