「ロブスターロール」と銘打った寿司メニューのネタに、代用の安い魚を使っていた米国カリフォルニア州サンディエゴの寿司レストラン9店が摘発され、8店が罰金刑に、1店は閉店することとなった。ザリガニやタラなどで代用当局の調べによると、摘発された9店は「ロブスターロール」の寿司ネタを、ロブスターではなく、ザリガニやタラなどで代用していた。「サンディエゴ市では、消費者が信頼出来るよう、メニューには真実を記載しなければならない」と、今回の摘発に関わった同市の検事は言う。「顧客に対して誠実であることは、法律で決められているだけでなく、健全なビジネスにとっても必要なことだ」ネタをDNA鑑定で判別摘発された9店の調査は、市当局とカリフォルニア州魚類野性動物局が協力して行なった。まず、店にテイクアウトのメニューを注文してそれを持ち帰り、ネタを専門研究機関に送ってDNA鑑定したそうだ。ロブスターロールは、すべて