タグ

書評に関するazai76のブックマーク (80)

  • こどものもうそうblog

    池袋コミュニティカレッジ「表現道場」がはじまります。 2017年4月から最新シーズン「米光一成の表現道場」スタートです。 Q:必要な資格は? A:ありません。気楽に来てください。 Q:道場主はどんな人ですか? A:米光一成。「ぷよぷよ」「BAROQUE」「トレジャーハンターG」などのゲーム企画監督。最新作は、アナログゲーム「想像と言葉」。NHKラジオ第1で「想像と言葉」をラジオとツイッターで遊ぶ番組をやっています。参照→Wikipedia米光一成の項 Q:課題が出ますか? A:課題ではありませんが、「次回はこのを読んできてると、よりよく分かるよ」といったようなことはあります。 また「いや、がっつりやりたいんだ!」という人もいると思います。その場合は、希望者を募って講座内で企画を立ち上げてやっていくことを考えています。 いままでも、電子書籍をつくったり、作品を発表するパーティーをしたり

    こどものもうそうblog
  • わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる

    なぜ自分が自分の形を留めていられるかというと、自分を知る誰かがいるから。 誰も自分を知らない場所へ旅するのもいい。そもそも誰一人いない場所を旅するのもいい。だが、いつかは放浪をやめてこの世界のどこかに落ち着かなければならない。さもないと人という存在と疎遠になり最後には自分自身にとってさえ他人になってしまう。 誰かを撮った写真は、近しい人間の心のなかでしか価値を持たないのと同じように、人の心も別の人間の心の中でしか価値を持たず、その人の思い出は、思い出したときにのみ存在するだけであって、思い出す人がいなくなれば、消え去るほかない。 人生は思い出だ、そして思い出が消えれば無になる。だから人は思い出を物語ろうとする―――コーマック・マッカーシーの『越境』を読んでいる間、そんな声が通底音のようにずっと響いていた。 マッカーシーの代表作ともいえる国境三部作(ボーダー・トリロジー)の第二作がこれだ。第

    わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
  • 日本語!=国語 - 書評 - 国語教科書の中の「日本」 : 404 Blog Not Found

    2009年09月18日14:00 カテゴリ書評/画評/品評Culture 日語!=国語 - 書評 - 国語教科書の中の「日」 筑摩書房松様より献いただいたもの。紹介が遅くなってしまった。 国語教科書の中の「日」 石原千秋 これは面白い。あのつまらなかった教科書が、こうも面白く読めるとは。 そしてわかった。なぜあれが「日語」ではなく「国語」と呼ばれているかが。 書「国語教科書の中の「日」」は、国語教科書の大人読み。教科書そのものではなく、教科書作成者の意図を行間に読むことで、「国語」とは一体なんなのかを明らかにしていく。 目次 はじめに 第一章 〈日〉という内面の共同体 1 〈日〉という枠組から見えるもの 「国語力低下問題」とは何か/「日語の乱れ問題」とは何か/いま国語教科書は何が問題なのか/「グローバル化」の問題/PISA対策/「伝統」の問題 2 国境を内面化すること

    日本語!=国語 - 書評 - 国語教科書の中の「日本」 : 404 Blog Not Found
  • 大が小を倒す時代は終わった。速いものが遅いものを制すのだ

    彼が1つ質問すると、バロンは自分も同じ懸念を抱いており、既に手を打っていると答えた。すると、ケレハーは「結構だ。進めてくれ」と言った。この会話に要した時間はわずか4分ほどだった。 世界は急速に変化している。大が小を倒す時代は終わった。速いものが遅いものを制すのだ。 ――ルパート・マードック(ニュース・コーポレーション会長兼CEO) 伝説的経営者、サウスウエスト航空の会長であり、かつてCEOだったハーブ・ケレハーの例を見てみよう。ロバート・K・クーパーとアイマン・サワフの著書、『ビジネスマンEQ ― あらゆる目標達成のために』で紹介しているエピソードは注目に値する。サウスウエスト航空のメンテナンス業務(7億ドル相当)を一手に引き受ける会社で当時、業務執行副社長をしていたゲーリー・バロンが、ある日社内の廊下を歩きながら、大々的な組織再編案をまとめた3ページの提言書をケレハーに提出した。ケレハー

    大が小を倒す時代は終わった。速いものが遅いものを制すのだ
  • 404 Blog Not Found:書評 - はじめまして数学

    2006年12月12日16:00 カテゴリ書評/画評/品評Math 書評 - はじめまして数学 「はやぶさ-不死身の探査機と宇宙研の物語」の書評を書いている時に気がついて買ったのだが、これはすごい! はじめまして数学(1,2,3) 吉田武 今年も残すところ20日を切ってしまったが、今年の文庫のノンフィクション部門No.0はほぼこれで決定だと思う。 全三巻のシリーズ「はじめまして数学」は、「中学生からのeiπ = -1」を「オイラーの贈物」でやってのけた吉田武が、今度は小学生向けに書いた、ガチの数学(再)入門だ。これだけですでに面白さは保証されたようなものだが、さらに凄いのが、その体裁。 三巻とも二色刷りで、大高郁子のイラスト付き。というより吉田氏が脚を書いて、それを大高氏が絵にしたという方が近い。それだけでもずいぶんとコスト高になると思うのだが、さらに驚くべき事に書にはきちんと索引

    404 Blog Not Found:書評 - はじめまして数学
  • 神保町の匠 - 『運が悪かったね』じゃ、もう済まない

    阿部真大 出版社: 筑摩書房 参考税込価格: 1,470円 ISBN-10: 448086397 ISBN-13: 978-4480863973 9月26日に創刊した「双書Zero」の1冊。70年代生まれの若い書き手を中心に、同じく若い読者向けに「恋愛から政治・経済まで、ポップカルチャーから哲学思想まで」を問題提起するシリーズ、とのこと。 著者の阿部氏は1976年生まれ。その彼が、80年代後半生まれの若者に大学で講義をするという形式なので、60年代生まれの私など読者としてはまったくお呼びじゃない。にもかかわらず、手に取り、読んでよかったと思うのは、阿部氏が切り取る「リアル」の切実さゆえ。 副題にあるように、就活・合コン・派遣問題・介護など、幅広い題材を扱っているが、阿部氏といえば、前著『搾取される若者たち――バイク便ライダーは見た!』『働きすぎる若者たち――「自分探し」の果てに』な

  • 頭が悪い?社会が悪い! - 書評 - ドキュメント高校中退 : 404 Blog Not Found

    2009年10月06日23:30 カテゴリ書評/画評/品評Love 頭が悪い?社会が悪い! - 書評 - ドキュメント高校中退 筑摩書房松様より献御礼。 ドキュメント高校中退 青砥恭 これは、ひどい。 内容が、ではもちろんない。 中退していく子供たちの学力が。 そして、それを放置しているどころか悪化させている我々の社会が。 書「ドキュメント高校中退」は、元埼玉県立高校教諭による、タイトルどおり高校中退のドキュメント。 目次 - mailにて はじめに 第一部 高校中退の現実 第一章 底辺校に集中する高校中退 SA高校の苦悩 C高校の問題 大阪の底辺校とその背景 第二章 中退した若者たちに聞く 第三章 子どもの貧困 貧困に直面する保育所 障害児通園施設で 子どもの貧困対策――学校と地域の連携は欠かせない 大阪府北河内地域の保育所 第二部 高校中退の背景 第一章 なぜ高校をやめるのか 第

    頭が悪い?社会が悪い! - 書評 - ドキュメント高校中退 : 404 Blog Not Found
    azai76
    azai76 2009/10/07
    ネグレクトは乳幼児だけではない。社会にネグレクトされる。
  • スゴ本100

    いつのまにか1000エントリ超えてたので、ここらで100に絞ってみる。 このblogで「スゴ」認定されたもの、企画「この○○がスゴい」で挙げられたものを、100にまとめてご紹介。順序適当、偏見なし、ビジネス、サイエンス、エロマンガ。ブンガク、ビジュアル、なんでもアリ、啓蒙、アダルト、劇薬なんでもござれ。「ノンフィクション」、「フィクション」、そして「劇薬系・成人指定」の三立てでご紹介。番号は便宜上つけたものなので、ランキングにあらず。 こんなにスゴいに出合えたのは、すべてあなたのおかげ。いいはたくさんあるのだが、全部読んでるヒマもないし、探している時間も足りない。だからわたしは、スゴいを読んでいる「あなた」を探す。あるいはこのblogにやってきた「あなた」の言を待つ。そうしたツッコミやアドバイスをいただき、とても感謝しています。 この100リスト全て鉄板モノだが、「それをスゴ

    スゴ本100
  • 一人で読めて大抵のことは載っている教科書(追記あり) 読書猿Classic: between / beyond readers

    Author:くるぶし(読書猿) twitter:@kurubushi_rm カテゴリ別記事一覧 新しいが出ました。 読書猿『独学大全』ダイヤモンド社 2020/9/29書籍版刊行、電子書籍10/21配信。 ISBN-13 : 978-4478108536 2021/06/02 11刷決定 累計200,000部(紙+電子) 2022/10/26 14刷決定 累計260,000部(紙+電子) 紀伊國屋じんぶん大賞2021 第3位 アンダー29.5人文書大賞2021 新刊部門 第1位 第2の著作です。 2017/11/20刊行、4刷まで来ました。 読書猿 (著) 『問題解決大全』 ISBN:978-4894517806 2017/12/18 電書出ました。 Kindle版・楽天Kobo版・iBooks版 韓国語版 『문제해결 대전』、繁体字版『線性VS環狀思考』も出ています。 こちらは10刷

    一人で読めて大抵のことは載っている教科書(追記あり) 読書猿Classic: between / beyond readers
  • 時代は変わった。じゃあ、クラミジア感染症や望まない妊娠から10代の女子をどうやって守ろう。(『娘たちの性@思春期外来』) - どんなジレンマ

    私、餡子のためなら逆立ちだってしますよ。 こじらせている。 べたいと思ったらべたいのである。 ここが北カリフォルニアの片田舎であろうと、私があんみつがべたいと思えば、あんみつは今すぐ作ってべなくてはいけないものになる。いしん坊の思考は凄まじい。 子供が観ていたアニメで、赤ちゃんが空の…

    時代は変わった。じゃあ、クラミジア感染症や望まない妊娠から10代の女子をどうやって守ろう。(『娘たちの性@思春期外来』) - どんなジレンマ
  • TABLOG:勝間和代でなく、高城剛を目指すべきかも ~「サバイバル時代の海外旅行術」を読んで思う - livedoor Blog(ブログ)

    2009年09月13日 勝間和代でなく、高城剛を目指すべきかも 〜「サバイバル時代の海外旅行術」を読んで思う 「勝間和代」を目指さない〜なんてキャッチコピーの「しがみつかない生き方―「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール」が売れてるそうだ。 私も、屋でパラっと読んで見た。 一読して、すぐに、このは「国家の品格」とかと同じように、早すぎる時代の流れに翻弄され、不安に陥っている人を「あなたは、今のあなたのままでいいんだよ」と慰撫するようなだと思った。 今の自分をあるがままで、「あなたは、今のあなたのままでいいんだよ」と受容して欲しい、というのは人類共通の欲望だから、こういうが売れる理由はよく分かる。 だから、「しがみつかない生き方」を読んで、「心の底から安心」できる人は、そのまま今の生活を続け、そのまま、死んでいけばよいと思う。 ただ、こういうを読んでも、「精神安定剤」(著者の香

  • マンガノゲンバに井上智徳&村上たかし「星守る犬」

    10月12日放送のNHK BS2「マンガノゲンバ」では、マンガ家の人物像に迫る「作者ノゲンバ」に「COPPELION」の井上智徳が登場。またレビュアーが作品を読み解く「読み手ノゲンバ」では、村上たかしの「星守る犬」を取り上げる。

    マンガノゲンバに井上智徳&村上たかし「星守る犬」
  • 2009-09-12

    この人の作品って詰まっているよなぁ・・・というのは、なんか物凄い遠くへ来たという感触がするのに、まだたった16巻!なんだよねぇ。まぁこの系統の作品としては、同時代で最高の作品なんで、安心して、苦しく読めます(笑)。ふと思ったんだが、安吾たち未来へ送る夏のAチームの養成学校って、ぬるい形だけど『放課後のカリスマ』と同じだね。 ■関連記事 『7SEEDS』 田村由美著 そうやって人生に差がついていくんだな http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20090526/p1 世界が滅びたあとで、どう生きるか?/『7SEEDS 1巻』田村由美著 http://ameblo.jp/petronius/entry-10001799579.html 優秀な人間とは?①/『7SEEDS 1巻』田村由美著 http://ameblo.jp/petronius/entry-10

    2009-09-12
    azai76
    azai76 2009/09/12
    「中巻の最初に塩野七生さんが書いているが、何かを為すためには、「その本質」につながっていないと、どれほど偉大で優秀で頑張ってもだめなんだ」
  • 今週の気になった図書 - Es ist GUT !

    ペラペラめくってても楽しい。風邪の治りかけの時なんかに布団の中で眺めてたい。 異常気象―地球温暖化と暴風雨のメカニズム 作者: マークマスリン,三上岳彦,Mark Maslin,赤塚きょう子出版社/メーカー: 緑書房発売日: 2006/09メディア: 大型 クリック: 8回この商品を含むブログ (3件) を見る このシリーズは読みやすくてよいです。「わたし」のこと知りたいよね。 「わたし」を探険する (双書 哲学塾) 作者: 村田純一出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/10/05メディア: 単行 クリック: 1回この商品を含むブログ (2件) を見る 「死」を哲学する (双書 哲学塾) 作者: 中島義道出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 2007/10/05メディア: 単行購入: 1人 クリック: 15回この商品を含むブログ (19件) を見る 技術史や哲学史。 技術

    今週の気になった図書 - Es ist GUT !
  • リチャード三世+酒呑童子=「朧の森に棲む鬼」

    これはシビれる!あこがれるゥ! ときは乱世。死人(しびと)の山から、一人の男が現れる。名はライ。野心と欲望あふれ、嘘をまことと言い包める"舌先"を武器に、王になろうとした男の物語――ッ! この「嘘」がいいんだ。だいたい名からしてライ(Lie)なんてイカしてる。そして、その名に違わず上手な嘘をつきまくる。彼を偽り、彼女を騙り、話術と詐術と策略でノシあがっていく。絶体絶命のピンチを舌先三寸で切り抜ける。オンナとカネが大好きで、ハッタリかますのもっと好き。無理を通して道理を蹴っ飛ばす。嘘がホントになり当がウソに化ける変わる変化する。「オレを誰だと思ってやがるっ」すげぇぜアニキ! ん? どこかで訊いたこのセリフ――そう、この脚は、「天元突破グレンラガン」の構成を担当した中島かずき。これは「嫁と天元突破グレンラガン」で、よしぼうさんに教えてもらったおかげ、感謝、感謝、大感謝です。 性格はこのカミ

    リチャード三世+酒呑童子=「朧の森に棲む鬼」
  • 三省堂書店 公式ブログ 有楽町店 - 追想五断章 米澤穂信

  • asahi.com(朝日新聞社):がんと闘い命がけの出産 女性のブログを遺族が出版 - 社会

    大石真由美さんのブログをまとめた「いぬのおまわりさん」瑠美南ちゃんが見舞いに来た時の大石真由美さん=08年9月23日、大石久美子さん提供抗がん治療を始めたばかりのころの大石真由美さんと瑠美南ちゃん=08年3月、大石久美子さん提供病気が発覚する前の大石真由美さんと瑠美南ちゃん=07年11月、大石久美子さん提供  がんと闘いながら次女を産み、約4カ月後に24歳で亡くなった北九州市門司区の大石真由美さんが携帯電話でつづったブログが、一冊のにまとめられた。「もし再発したって 何回でも闘ってやるばい だって守りたいモノがあるから。大切なまゆの家族」。ひたむきに病気と闘ってきた彼女の姿を伝えている。  書名は「いぬのおまわりさん」。ブログのタイトルと同じで、長女の好きな童謡から取った。母久美子さん(51)がまとめた。  真由美さんは07年5月に結婚、同年8月に長女瑠美南(るみな)ちゃんを出産した。先

  • ゴキブリが「害虫」になったのは戦後のことだったのだ! - Nothing Upstairs

    プログラマ兼業ライター。著書に「叫ぶ! Cプログラマ」,「プログラマを笑え」その他。最新刊は「Mac OS X/iPhoneのためのCocoaプログラミング入門」。 ついてるオビに「なぜゴキブリは嫌われるのか?」と大書されている。そんなのあたりまえぢゃないか,と思いますか? 書によればゴキブリが現在のように「害虫」として扱われだしたのはごく最近,なんと戦後になってからなのだ。そもそもこの昆虫をよく見かけられるような,物が豊富で冬でも温かい環境が一般に普及したのは高度成長期以降のことであって,それまで不通のヒトにとって「お金持ちの家にいるムシ」であり,地方によっては憧れの対象であったところもあるとか。 この例のように「害虫」は人間の側の都合によって誕生し,近代国家の形成,植民地支配,戦争などと密接な関係を持ってきた。書は日近代史を,この「人間と害虫との関わり」という視点から再構築し

  • 三省堂書店 公式ブログ 有楽町店 - フリーター、家を買う。

  • 男と女はどのように壊れるのか「軽蔑」

    オシドリ夫婦が壊れていく話。 「よくあることじゃん、現実にも」という方には、次の点を強調しておこう。この小説は、男性側から一方的に見た、「オシドリ夫婦が壊れていく話」なんだ。インテリであり作家である夫が告白する形式なのだが、その回想描写が正確であればあるほど、心理分析が的確であればあるほど、疑わしく思えてくる。なにが?なにもかもが。 わたしたちは愛し合っていた。この物語の主題は、わたしが依然としてを愛し、を無批判に受けいれていたときに、どのようにしてエミーリアがわたしの欠点を見出し、あるいは見出したと思いこみ、わたしを批判し、ついにはわたしを愛さなくなったかを語ることである。 愛さなくなっただけでなく、夫のことを軽蔑し、静かな怒りまで抱くようになったという。夫にしてみれば、身に覚えもなく、やましいことも一切していない(と思っている)。なので、最初は戸惑い、次に怒り、ついには泣きつく。

    男と女はどのように壊れるのか「軽蔑」