広東省広州市で20日、民主化要求の集会に参加しようとして消息不明になっていた元弁護しの劉士輝氏が、自宅を出たところで4、5人の集団に襲われ負傷し、病院で治療を受けていたことが分かった。香港メディアの明報が報じた。 劉氏によると、広州市内で20日午後に予定されていた「中国版ジャスミン革命」の集会に参加するために外出して歩いていたところ、自宅近くで自動車1台から4、5人が降り、突進してきた。「先頭にいた大きな男を覚えている。棒などを持った者もいた」、「少し離れた交差点で何かをしている者もいた。監視カメラがある場所なので、電源を切っていたのだろう」という。 劉氏はその直後に、頭からら麻袋をかぶせられて殴られたので、先頭にいた男以外襲撃グループについては、覚えていない。劉氏が持っていたカメラは見当たらず、襲撃グループが持ち去ったとみられる。携帯電話は壊されて、近くに落ちていた。 病院の診断に