次年度からの療育に向けて、受け入れる子どもの基準を関係者で再考。 受け入れ幅を少し広げていく方向性を決めた。発達指数で言えば「下」に。 法人スタッフはもちろん、外部の関係者も「本当にこれでいいのだろうか」と思っている。自分も思っている。 何度か書いてきただろうが、うちは数年にわたって「委託事業」として発達に課題のある子どもたちの「療育」をしてきた。地元に古くからある療育機関は比較的「障害」が重い子どもから受け入れていく。それで定員はいっぱいになってしまい、発達指数は「高い」けれども生活にさまざまな困難さを抱えるような子どもたちは療育に通えない。 だから、他では受け入れてもらえないような子どもたち(と家族)を支援しようと療育機関を作り、雇用対策なども活用しながらまずは自治体からの事業委託としてスタートしたわけである。順調に進んでいた。「委託」の間は。 委託期間が終わり、国事業に移行したと同時