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2009年3月12日のブックマーク (5件)

  • お待たせ、共産党・大門先生の詳報=市場経済、最後の守護神? | 本石町日記

    ちょっと見出し変えました。 参院財政金融委(4日分)の会議録がアップされました。市場経済の最後の守護神?となった感のある共産党・大門先生の堂々の主張は以下の通り。つまんだ形で紹介します。 ○大門実紀史君 (略)株を公的資金で支えるとかこういうことは、当に気を付けないとちょっと飛びはねた議論がすぐ出るんですけれども、よくよく考えなきゃならないんじゃないかなと思っております。 小手先でいろいろやっても、結局元に戻ってしまうと。それは、やっぱり株というのは実体経済の反映、鏡でございますから、何かやらなきゃといって焦っちゃって、もう一喜一憂して、今日下がった、何かやらなきゃと、もう右往左往してしまうのは気持ちとしては分からなくありませんが、政治こそどんと構えて、来の対策を打たないといつまでたっても逆に政治が翻弄されるということにもなりかねないんじゃないかなというふうに思っています。 ○大門実紀

  • 文藝春秋のクルーグマンインタビュー記事 - himaginary’s diary

    田中秀臣氏が既に一部紹介しているが、文藝春秋にクルーグマンのインタビュー記事が載っているので、気になったところを抜粋してみる。 リーマンが救済されなかったことは驚きでした。絶対に救済されると思っていたので、「なぜ政府はリーマンを救済したのか」というコラムをすでに用意していたくらいです(笑)。 …このエピソードは以前どこかで読んだような気もするが、どこで読んだか思い出せない(あるいは記憶違いかもしれない)。 これは一人の人間が起こした危機ではありませんが、その犯人リストのトップにいるのは前FRB議長、アラン・グリーンスパンです。というのも、彼は他の誰よりもこの危機を避けることができる能力を持っていたからです。 ・・・ もしグリーンスパンが住宅ブームが起こり始めた03年の段階で立ち上がって、「私は心配している。規制の長所について考える必要がある、リスク過剰の問題について考慮する必要がある」と言

    文藝春秋のクルーグマンインタビュー記事 - himaginary’s diary
  • 税金と年金保険を払えば年金がもらえる?ご冗談でしょうファインマン先生 - pal-9999の日記

    とりあえず、なんだが、ここ数日のエントリを書いてみて、「年金と税金払えば、社会保障受けられて当然だ」と思っている人がいて驚いた。はてなブックマークのコメントを読んでびっくりした事だ。 何でだろうね。 「賦課方式」型の社会保障制度については、ノーベル経済学者賞を受賞したポール・サミュエルソンがこう述べたので有名。最近、話題のである竹森先生の「資主義は嫌いですか?」や、ジェレミー・シーゲル教授の「株式投資の未来」でも、引用されている有名な一文だ。 「社会保険の質は、それが保険経理的に、不健全なところにある。だれもであれ退職年齢に達すれば、給付金を受け取る権利が与えられ、それは自分の支払った拠出金をはるかに上回る・・・なぜ、こんなことが可能なのか?・・・人口が増加する国では、若者の数がつねに老人の数を上回るからだ。ようするに、実質所得の伸びが年率3%を維持する限り、給付金の原資となる税収額

  • 年寄りは年寄りのことしか考えていない - HPO機密日誌

    電車に乗ろうと走っていた。エスカレーターを駆け降りるときに「失礼!」と言って老人を追い越した。追い越してから、あの人だと気付いた。会われて振り向き、あいさつをした。そのまま電車にのりいろいろ話した。 その人は、根っからの社会主義者だ。たぶん、私がその方の目の前で「あなたは社会主義者ですよね」と言うことが侮辱とはとられないくらい社会主義者な方だ。 話の中で、しきりと地域のことと、福祉がいきわたっていないことを話をされていた。一部の地域では、老人世帯、あるいは老人独居世帯ばかりになってしまっていると。だからこそ、福祉を地域のすみのすみまでいきわたらせることが大切なのだと。社会主義者のその方が福祉の話をされるのは当然だと思って聞いた。うんうんと、うなずきながら聞いていた。 私は以前見学に行った学童保育の施設の話をした。教室ひとつ分くらいの大きさの部屋に子どもたちがすし詰めになっていた。教室ではな

    年寄りは年寄りのことしか考えていない - HPO機密日誌
  • 田中秀臣「雇用大崩壊」の感想

    田中秀臣さんの新刊。 個人的には最近のリフレ派の主張で、ココがわからない。(2009-02-04)に書いた疑問への回答があれば嬉しかったのだけれど、残念ながらさっぱりでした。 Amazon のレビューにも書きましたが、このには、潜在的な賛同者にしか通じない書き方をしているという欠点があります。例えば、私が田中さんと意見を異にする埋蔵金の活用については、こう書かれています。 一時期マスコミ等で騒がれた「埋蔵金」ですが、これを財政政策に活用する手もあります。もともとこれは特別会計の剰余金、つまり国民から徴収した税金のうちの残りを積み立てたものです。外国為替資金特別会計や財政投融資特別会計などの中に、総額二〇~二五兆円程度が眠っています。人によっては掘りおこせば八〇兆円はあるのではないかと考えている人もいます。 これはつまり、国民から余計に取ったお金です。金利リスクや為替リスクへの対応といった