バルサに憧れてバルサのようなサッカーを目指すチームは世界中にある。しかし、どうしてもマネしきれずに、オーソドックスなスタイルのサッカーよりも低調なパフォーマンスしか発揮できなくなってしまう。 一番有名な例が、2010年のW杯本大会前の岡田ジャパンだ。バルサのようなポジションチェンジを多用したパスサッカーとプレッシング・サッカーの融合を目指したが、攻守のバランスを取ることができず、セルビアの3軍に惨敗するなど大不振に陥った。 日本代表×セルビア代表ハイライト動画 結局W杯本戦では、本田へロングパスを放り込んでカウンターを狙うスタイルに戦術変更せざるを得なくなってしまった。 Jリーグにも似たようなチームがある。どことは言わないが、バルサのマネをして、最終ラインからのビルドアップを重視し、守備の苦手なボランチをCBにコンバートして大量失点という悲惨なチームをいくつも見かけた。 バルサのようにポジ