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ブックマーク / note.com/teshima_kairei (8)

  • 「性的表現と性犯罪/性的攻撃性」の関係~最先端の科学的知見に迫る~|手嶋海嶺

    更新履歴 2022/6/5 Twitterでのご指摘から、Bhuller et al.(2011)がKendall(2007)の「ポルノが性暴力の代替となる」(代替効果説)の内容を批判しており、代替効果説の信頼性に嫌疑があることが判明したため、それを付記。 2022/6/6 Ferguson(2022)の翻訳文を一部訂正(趣旨に大きな変更なし)。 2022/6/7 Kendall(2007)の信頼性に関する嫌疑を受け、文および「まとめ」の文言を修正。uncorrelated氏が検討したブログ記事へのURLを追記。 2022/6/9 また後日のuncorrelated氏のブログ記事より、Bhuller et al.(2011)がノルウェーを対象にして行った研究では代替効果説が支持されなかったが、一方で、同じ手法を踏襲してドイツを対象にして行った研究(Diegmann, 2019)では「ドイ

    「性的表現と性犯罪/性的攻撃性」の関係~最先端の科学的知見に迫る~|手嶋海嶺
  • 『月曜日のたわわ』広告問題~「学者先生」の悪あがき~|手嶋海嶺

    ゆっくりしていってね!!!! ゆっく……ゆっくり……。 あの、まさか3回も連続で、『月曜日のたわわ』日経新聞広告騒動について書く羽目になるとは思ってなかったわ。 私は一体、いつまで同じ場所でゆっくりさせられるのかしら? ※この記事単体でも、全貌が把握できるように書いてあります。 ……ともあれ。 今回は、次の趣旨でこの問題を論じていくわね。 ・3154人を対象とした調査によれば、『月曜日のたわわ』広告は、女性を含めて多数派からは問題だと思われていないこと。 ・『月曜日のたわわ』の作品内容まで評価するなら、問題視されている「性的な虐待」がないのはおろか、むしろヒロインの「主体性・人格」が尊重され、さらには「モノ化してはならない」というメッセージが十分描かれていること。 ・日経新聞が「違反」したとされる「アンステレオタイプアライアンス」がポジティブチェックなのかネガティブチェックなのか、全く判然

    『月曜日のたわわ』広告問題~「学者先生」の悪あがき~|手嶋海嶺
  • プロゲーマー契約解除問題:キャンセル・カルチャーと表現規制の問題点|手嶋海嶺

    ゆっくりしていってね!!!! YANAMi先生のおかげで新しい身体を得て、東方Projectとはそれほど関係がなくなったゆっくり生命体、てっしーよ!(※手嶋の略) ねえ、鏡よ鏡……世界でいちばん美しいのは――私よ!!!! YES, I am beautiful. さて。「無機物である鏡には、判断能力がない」「また、容姿を他人がジャッジするのは性的搾取であり、違法」「よって自分で判断するしかない」という当たりまえの前提とロジックを確認したところで、日のテーマに行きましょう。 題としては、プロゲーマー・たぬかなさんの契約解除の件なんだけど、その前に、そもそもの表現規制反対の原理・原則について説明させて頂くわね。 ツイートでは、「契約解除は仕方ない・当然だ」という意見の人に対して、かなりキツい非難もしてしまったけれど、私自身にも同様の趣旨の話に賛同していた経験はあるから、正直気持ちは分かるの

    プロゲーマー契約解除問題:キャンセル・カルチャーと表現規制の問題点|手嶋海嶺
  • 表現悪影響論を支持する書籍『フィクションが現実になるとき』の批判的検討|手嶋海嶺

    ゆっくりしていってね!!!! 私は東方Projectとは無関係かつ独立に存在する不思議なゆっくりよ! さて。ちょっと前のお話になっちゃうけど、「広く表現の自由を守るオタク連合」さん、通称・新橋九段さんとレスバになったわ。 まあレスバ自体は、私もけっこう口汚い事を言っちゃったからおくとして、新橋さんからゲームに悪い影響があると指摘しているがあると、親切にもご紹介いただいたわ。 総説論文2は「少数」です。あなたが読んでいないだろう論文ではゲームの影響が指摘されていたりするので、『フィクションが現実となるとき』などを読んでおきましょう。 https://t.co/nCqV7gU7Yi — 広く表現の自由を守るオタク連合 (@hyougenmamoru) January 10, 2022 著者はカレン・E・ディル-シャックルフォードさん。 彼女は、「表現に悪影響はある!」とする論文をむやみに…

    表現悪影響論を支持する書籍『フィクションが現実になるとき』の批判的検討|手嶋海嶺
  • オープンレターに見るキャンセルカルチャーの未来|手嶋海嶺

    【変更履歴】(2022/1/23以降で「追記」ではなく文を変更したもの) 2022/1/23 アゴラ編集部を批判した文章を一部変更しました。(アゴラ編集部が問題となった誤情報の拡散について謝罪・訂正されたため。) 2022/4/5 オープンレターが削除されたため、それに合わせて変更。また文を整理。なお、アーカイブは現時点では残っているようです。今回のテーマは、Twitterネット論壇を大騒動にしていて、「自主規制」の嵐が吹き荒れている「女性差別文化に反対するオープンレターに関する問題」について――なんだけど。 なんだけど。 私としては、「オープンレターの中心」と名指しされている小宮友根・東北学院大学准教授に的を絞るわ。 小宮さんが中心になり、今回の件についてオープンレターを作ってくださいました。賛同者も募っていますので、関心のある方はご覧ください。https://t.co/FvX0nB

    オープンレターに見るキャンセルカルチャーの未来|手嶋海嶺
    babi1234567890
    babi1234567890 2022/01/23
    人文系の学者が多く参加していてこの道を歩むのか辛いよね。
  • 「表現の自主規制」の危険性とGAFA憲法|手嶋海嶺

    2022年1月10日時点で、375スキを獲得! 皆様ゆっくりありがとう! さて。前回は自主規制の危険性そのものについては簡潔に触れる程度だったけど、今回はこれをメインテーマに格上げして、より詳細に語るわよ! でも、ただフツーに「自主規制はヤバイわよ!」といっても、マンガ家さんや編集者さんのような現場にいる人たち以外には実感が湧かないし(私もそうよ)、また、次のような批判もあるでしょう。 ① 「自主規制」はあくまでも「民間企業の(経済的)自由」だから、憲法上問題なく、むしろ権利として保障されるべきでは? ② 「自主規制」は民間主体で行われているから、法令的規制より安心! むしろやるべき! ③ 気に入らない「自主規制」をしている企業があるなら、そうではない他の企業を選べばいい。 ④ 「自主規制」なんだから、企業の自由に任せていればいい。 ⑤ 妥当でない「自主規制」がもしあっても、市場原理によっ

    「表現の自主規制」の危険性とGAFA憲法|手嶋海嶺
    babi1234567890
    babi1234567890 2022/01/10
    Aさんのアカウント凍結は「民間企業Twitter社の当然の権利」、Bさんのアカウント凍結は「Twitter社、仕事しろ」みたいなことを言っている人が多い印象。それは単にAさんの口を塞ぎたいだけだよなぁ。
  • TPO論、「公共の場にふさわしくない」論の正体~自主規制の危険性~|手嶋海嶺

    これまで、私のnoteでは「表現の影響」について科学的に検討し、「性的表現が、性犯罪・性差別を助長する根拠はない」と論じてきたわ。 とはいえ、次のような批判の声もあったのは事実よ。 「誰も科学的根拠や因果関係があるという話なんかしていない!」 「(性的な)萌え絵は、TPOや公共の場に相応しいかどうかの問題だ!」 確かに「Twitter論壇的な言論空間」においては正しい指摘かもしれないわね。 でも、世界の動向は必ずしもTwitter論壇と一致しないのも事実。 実際問題、 1.国連女子差別撤廃委員会の勧告文書や日ユニセフの「準児童ポルノ」の法的規制を求める声明 2.フェミニスト議員連盟のVTuber戸定梨香に対する抗議文書 3.共産党の「非実在児童ポルノ」に関する声明 他にもたくさんあるだろうけど、直近だとこのくらいかしら。 これらでは、相変わらず「性犯罪や性差別を誘発・助長する」というスタ

    TPO論、「公共の場にふさわしくない」論の正体~自主規制の危険性~|手嶋海嶺
    babi1234567890
    babi1234567890 2022/01/03
    なので表現規制を進める方々で、表現の是非の判断の寡占化を望む方がちらほらと見られる昨今なのよねぇ。民主制よりも貴族制・寡頭制を好む「リベラル」というパラドクス。
  • 表現悪影響論・表現規制論に対抗するための『理論武装』~その科学的根拠~|手嶋海嶺

    ゆっくりしていってね!!!! 今回の記事では、タイトルに書いたように 表現悪影響論・表現規制論を徹底的に批判するわ。 また、「表現の自由」側の主張の根拠として、特に重要性の高い論文を紹介&解説させていただいたわ。 もちろん、海外の査読付き学術誌に掲載された論文から選定したし、さらに複数の総説論文を参照してチェック、「一部の変な研究者に支持されているだけじゃないの?」という疑念まで解消した安心設計よ! 表現に関する議論に役立つ、強力な『理論武装』の一助になるはず! 【2022年1月13日追記】 こちらのnote記事に対し、次の批判記事が公開されました。 私のnote記事を「これから読む」という方は、まずは上記の記事を読まれることを強く推奨致します。(誤った部分を修正したとしても、表現規制反対の論に不利な方向の変更とならない点は幸いでした。) なお、私の記事に含まれる誤った記述に関しては、一

    表現悪影響論・表現規制論に対抗するための『理論武装』~その科学的根拠~|手嶋海嶺
    babi1234567890
    babi1234567890 2021/11/25
    根拠とか関係ないみたいなコメントが上位なの、さすがに恐ろしいわ。
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