「ラクな履き心地もきちんと感もどちらもほしい」「スタイルよく見せたいけど毎日ヒールはツライ」「何を履いても長時間歩くと足が痛い!」そんな女性の皆様にご提案します。 「女性の紳士靴=おじ靴」という選択肢。 連載「女性のライフスタイルを広げて深める『革靴』のススメ 」では、『紳士靴を嗜む』の著者であり、2020年の「靴磨き選手権大会」で司会を務めた服飾ジャーナリストの飯野高広さんが、近年一部の女性の間で評価を得つつある「おじ靴」について解説していきます。そもそもおじ靴とはどんなもの?という基本のことから、普段は語られないデザイン・革の種類、いざ履く前の大事なお約束ごと、足のお悩みに合わせた選び方、さらに知れば知るほど面白くなる靴の構造や磨き方など、全7回(予定)にわけてお届けします。番外編では、飯野さんがおすすめする革靴ブランドをご紹介するのでお楽しみに。 さてまずは、「おじ靴」って何がそんな
自分の顔写真を何枚も見るのは苦痛だ。 それをこうしてウェブ上にアップするのもうんざりする。ただ、やはり読者(含め、日本のスーツ男子)の着こなしが少しでも良くなればいいと常に考えているし、それはたぶん今後もずっと変わらないから。 ここでは、2019年4月27日に出版された『世界で闘うためのスーツ戦略』(星海社出版)の「第4章【実践編】僕の普段の組み合わせ」で用いた写真をカラーで紹介する。書籍は白黒であったため、わかりにくい箇所もあったと思う。お詫びを差し上げるとともに、こちらの写真と解説を役立てていただきたい。 ベーシックなスーツスタイル(日本) シワの良し悪し:スーツスタイルにおいて、基本的にシワがあることは好ましくないという一方で、陰影がついたほうが良い場所もある。今一度確認されたい。 (Not Good) 書籍でも言い訳を述べているが、スーツの二の腕にはシワが多く入っている。これは既成
ブログを始めたのが2018年の6月。Facebookにアップを始めたのは、7月か8月。ちょっと頭の整理もだけれど、何よりも表現をできる限り良くしたいので、ちょっとしばらく修正作業をちょこちょこしようと思います。では♪ ーーーーー Hardy Amies の『ABC of Men’s Fashion』で「Accessories」と引いてみると、次のような記載がある。 「原則として、ネクタイや靴という類のアクセサリーは、手持ちのベーシックなスーツよりも高価であるからこそ、美しさが表れる」 → 「スーツ<靴=ネクタイ」ってこと? ちょっと現実は異なりそうだとひっかかりを覚えたので、僕たちの実際の生活に置き換えつつ、持論を。 価格:「スーツ<靴=ネクタイ」 僕たちの生活に当てはめて考えると、スーツを3万円、靴は5万円位ということになるだろうか。身だしなみに関心が高い人ならば、これは納得がいく。スー
「何年後かにこういった生活をしていたい」。 そういったものを具体的に思い描くのは、 頭を使うものでもあるが、面白くもあり、 現在の行動に良い影響を与えてくれるものでもある。 ボロネーゼ製法で作られた銘靴。 結局これを履いて外に出ることは無かった。 何故ならその洋酒のような色味に合わせる器量が無かったからである。 その昔この靴を買った当初は、 「いつかはこれを履けるような大人になりたい」と思っていた。 しかし、今は齢も重ね考えが変わってきた。 「いつかはこれを履けるような大人になりたい」というのは、自分にとって 「今は履けないけれど、どうにか何かがあって変わる時がくる」という人頼みなのだと気付いた。 今着ている服が、今後の自分が着るべき服を定義する。 だから、今履けないこの靴は自分が履くべきものではない。 よって、さっと手放してしまった。 ヨウジヤマモトに対して常日頃、 「ヨウジヤマモトを着
上の写真のように、爪先に一文字状のステッチングのみを施したスタイルの靴を、「ストレートチップ」と呼びます。ご年配の方を中心に、「一文字」の愛称で親しまれている方も多いかもしれません。キャップトウの代表格と言っても過言ではなく、この靴で真っ先に思い浮かべるのは、恐らく内羽根式の黒のものでしょう。 なぜなら内羽根式の黒のこの靴は、ビジネス用としてだけでなく、礼装用としても不可欠な、「特別なもの」だからです。厳密にはモーニングなどの「昼間の儀式用の礼装」に合わせる靴の模範解答になります。鼻筋に線がシャープに通ったような凛々しい印象を与えるので、確かに個人的にも、このスタイルは内羽根式のプレーントウと同様茶系は眼中になく黒のみ、使う場面もセミフォーマルユース以上のかしこまった場に限りたくなります。 だからでしょうか、日本では1980年代までは、この靴は茶系のものがほとんど売られていなかった記憶があ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く