山崎 良兵 日経ビジネス副編集長 日経ビジネス編集部、ニューヨーク支局、日本経済新聞証券部などを経て、2017年1月から日経ビジネス副編集長。 この著者の記事を見る
山崎 良兵 日経ビジネス副編集長 日経ビジネス編集部、ニューヨーク支局、日本経済新聞証券部などを経て、2017年1月から日経ビジネス副編集長。 この著者の記事を見る
世界各国の「自国通貨切り下げ競争」に完敗している日本です。 単純に「他の国の経済リスクが大きいから」といった市場原理に基づくものなのか、それとも国際政治的な圧力によるものなのかは僕にはわかりません。しかしいずれにしても何らかの対処が必要なことは言うまでもありません。 <円高対策> 円高に対する対処について、大きく分けて二通りの方法が考えられると思います。 一つは、直接の円安圧力になる手段により、円高そのものを阻止すること。 一つは、円高を利用した戦略をとることによって、結果として円安圧力を生むこと。 前者における中長期的な手段は金融緩和策であり、短期的には為替介入でしょう。 後者における中長期的な手段は日本企業(=基本的に円建ての資金調達をしている企業)による海外の(=ドルやユーロで買える)企業や利権の買収であり、海外進出でしょう。 どちらの場合も、「円売り外貨買い」という手段が伴いますか
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く