エルミタージュは赤と白が認められています。 赤ワインはシラー種を使用したフルボディのワインになります。 シラーを85%以上使用することが定められており、15%以内までマルサンヌとルーサンヌを混醸することが認められています。 しかし実際にはほとんどの生産者はシラー100%で造っていて、仮に混ぜても5%程度が現在のエルミタージュのスタイルです。 ちなみに 赤ワイン に 白ブドウ を アサンブラージュ する(認められている)のは南部では珍しくありません。 黒ブドウ だけだとスパイシーすぎてしまったり、個性が出すぎるためそれを緩和させるために行います。 同じ ローヌ の コートロティ や、 イタリア ですと キャンティ も同じ理由で白の アサンブラージュ が認められています。 完熟したルーサンヌのブドウ↑ また非常に生産量はすくないものの、 ルーサンヌ や マルサンヌ を使用した白ワインも生産され