以前、京都の有名料亭の若女将さんから聞いた話です。 「関西と東京の社長さんを比べると、東京の社長さんは、来る時は連続して来て下さるけれど、何時の間にかぱったり来なくなる方が多いのです。関西(この場合大阪又は京都)の社長さんは、頻繁には来られませんが、長く来てくれる方が多いのです・・・・」 といった内容でした。 まあ、なんで東京の社長さんは総じて持続して通えないのでしょうか? 想像するに東京の社長は成り上がりの社長が多く、見栄っ張りで、金使いが荒いとか、 一方、関西の方は、お金使いにシビアで、かつ老舗の旦那衆が多いとか、思いつく理由は沢山ありますが、どうも受け継がれている「プリンシパル」が若干異なるように思います。 京都では、 「一代果て(はて)」 なる言葉があるそうです。 これも京都で3代続くある経営者に聞いた言葉です。 つまり、京都では、一代で会社が終わることをあまりよしとしない、という