3.成因 1)起立に伴う循環動態の変動に対する自律神経による代償機構の破綻 2)過少あるいは過剰な交感神経活動 3)水分の摂取不足 4)心理社会的ストレス(学校ストレスや家庭ストレス)が関与する。身体が辛いのに登校しなければならないという圧迫感が、さらに病状を悪化させる 5)日常の活動量低下→ 筋力低下と自律神経機能悪化→ 下半身への過剰な血液移動→ 脳血流低下→ 活動量低下というdeconditioningが形成されるとさらに増悪 4.一般的にみられる症状 立ちくらみ、朝起床困難、気分不良、失神や失神様症状、頭痛など。症状は午前中に強く午後には軽減する傾向があります。 症状は立位や座位で増強し、臥位にて軽減します。 夜になると元気になり、スマホやテレビを楽しむことができるようになります。しかし重症では臥位でも倦怠感が強く起き上がれないこともあります。 夜に目がさえて寝られず、起床時刻が遅