最近MItamaeやxkremapなど、Rubyで設定ファイルを既述するCLIツールをCRubyではなくmrubyで実装することがあったのだが、そのようなCLIツールを作る際にCRubyではなくmrubyを使うことへの妥当性について考えていたことをダンプしておく。 以下、ハードウェアにmrubyを組み込む用途や、Ruby以外で書かれた既存のツールにmrubyを組み込む用途については(僕は特に経験してないので)除外して書きます。 CLIツールの作成にmrubyを使うメリット CRubyやrubygemsの存在に依存しないバイナリとしてCLIツールを作ることができる gem installする場合に比べ、rbenvに気を使わずバイナリを叩くだけで手軽に実行できる gem installして入れたCLIツールは、rbenvが入っている環境ではrbenv globalや.ruby-versionが