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ブックマーク / www.aoky.net (5)

  • ギリガン島からの脱出

    Jeff Atwood / 青木靖 訳 2007年6月18日 スティーブ・マコネルの書いた開発プロセスで良くある誤りのリストと、その付録のケーススタディを年に1度くらいは見直しておくと助けになる。私が前にも同じ話しをしているようだったら止めてほしい。 「ねえマイク」トーマスが言った。「プログラムを今日引き渡して、それを『機能完成版』だと言うことだってできる。だけど仕上げをするのに、そのあとたぶん3週間 くらいかかる」。マイクはその「仕上げ」というのが何を意味しているのかトーマスに尋ねた。 「それぞれのページに会社のロゴがまだついていない。それから代理店の名前と電話番号をページの下の方に出すことになっているけど、それもやってない。なんかそういった細かいことだよ。重要なところはすべてちゃんと動くようになっている。99パーセントできているんだ」 ソフトウェアの古い諺に言うように、「タスクの最初の

    bakock
    bakock 2007/08/01
  • 理解することが書き直すことを意味するとき

    Jeff Atwood / 青木靖 訳 2006年9月18日 開発者に時間をどう使っているか聞いたなら、彼らはほとんどの時間コードを書いていると答えるだろう。 しかし、ソフトウェア開発者が時間を実際どう使っているか観察したなら、ほとんどの時間をコードの理解に使っていることがわかる。 ピーター・ハラムがこのことについて説明している。 どうしてコードを新規に書くより5倍もの時間をコードの修正に使っているのか? それは新規のコードはほとんどすぐに古くなるからだ。何か新しくコードを書く。コーヒーを飲んで一服する。すると突如として、コードは古いコードになっている。できたてのコードはせいぜい初期のデザインしか反映していないが、デザインの多くの部分は前もって現われるものではない。開発プロジェクトの多く が反復的開発手法を使っている。デザイン、コーディング、テスト、繰り返し。たくさんの繰り返し。すべてが新

  • あなたの知っていることはすべて5年以内に陳腐化する

    Jeff Atwood / 青木靖 訳 2006年3月20日 ソフトウェア開発で奇妙なことが何かというと、知識が陳腐化するのがいかに早いかということだ。ダニエル・アップルマンはこれをルイス・キャロルの「鏡の国のアリス」の一場面に喩えたが、この状況がすごくよく表されている。 「さあさあ」女王が叫んだ。「もっと速く、もっと速く!」 2人はあまりに速く走ったので、そのうち空中をかすめ飛んで足がほとんど地面に触れないくらいになった。アリスは不意にすっかり疲れ切って立ち止まると、息切れとめまいを起こして地面に座り込んでしまった。 女王はアリスを木にもたせかけて立たせると、優しく言った。「少し休むといい」 アリスは周りを見回して驚いた。「あら、ずっとこの木の下にいたみたい! みんな元のままだわ!」 「もちろん元のままだとも」と女王が言った。「どうなると思ったの?」 「だって、私たちの国では」アリスはま

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    bakock 2007/03/23
  • 「要努力領域」で努力しても凡庸にしかならない

    「要努力領域」で努力するのは凡庸にしかならない Kathy Sierra / 青木靖 訳 2006年2月6日 これまでの人生(学校、仕事、人間関係)で、「要努力領域」について人に言われたことはどれくらいある? その領域で努力するために、どれほどの時間とエネルギーを使った? あなたがマネージャなら、パフォーマンスレビュー でそういう領域についてどれくらい強調してきた? 弱点に取り組むのではなく、強みを伸ばし、磨いていくべきではないのだろうか? もし弱点に取り組むことの対価が、ずば抜けたものになる可能性を減らすことだとしたらどうだろう? (そもそも何が「弱点」だとかそうでないとか、誰が決めるというの?) このことについて書かれたがあって、私は読んではいないのだが、その考え方には興味を引かれる。 Teach With Your Strengths(強みで教える)というは、Amazonのページ

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    bakock 2007/03/05
  • スタートアップの始め方

    Paul Graham / 青木靖 訳 2005年3月 (このエッセイはハーバードコンピュータ協会での講演を元にしている。) 成功するスタートアップを作るには3つのことが必要になる。優れた人たちと始めること、顧客が実際に欲しがるものを作ること、可能な限りわずかの金しか使わないこと。失敗するスタートアップのほとんどは、これらのうちのどれかをやり損ねたために失敗している。この3つをちゃんとやったスタートアップはたぶん成功するだろう。 そしてこれは、考えてみればわくわくさせられることだ。何しろ3つとも実行可能なことだからだ。困難ではあるが、実行可能だ。そしてスタートアップが成功すれば、創業者は通常金持ちになる。それはつまり金持ちになるということもまた、実行可能ということだ。困難ではあるが、実行可能なのだ。 スタートアップについて伝えたいメッセージが1つあるとしたら、これがそうだ。スタートアップに

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    bakock 2007/02/14
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