まあ、党首のご婦人に限らず、個人的に民主党に対して抱いている違和感というのが、躁状態のような場当たり感とか堪え性のなさだったりします。彼らの出自を見れば、自民党にいたのに既存派閥の跡目争いに敗れそうになって党を飛び出したり、既存政党の中で経験を積むより新しい政党で手っ取り早く自分の主張を実現させようとしたり、霞ヶ関のキャリア官僚でありながら既存の官僚組織を自らの手で変えることなく政界に進出して古巣を攻撃したり、世間との接点を一般の会社勤めのような地道な社会経験ではなく××政経塾とかNPOなどでの活動に求めたり、という方が多いように思います。それはおそらく、「既存」というエスタブリッシュなものに対する嫌悪感の発露なんでしょうけれども、世の中の大多数の人々は既存の組織の中で生活しているわけであって、そんな既存組織に生活する者の一員である俺としては、彼らこそが庶民目線とか市民感覚から最も遠い世界