デザインの仕事で生き抜くためには、人格なんか変えてやる。40代、氷河期世代の私はそう思ってきました。 自信なくボソボソ話すから信頼されない。それを変えてきた若手時代。 冷静だけど淡々としていて面白くない。それを調整してきた中堅時代。 偉そうで皆に物を言わせない。そうならないように踏ん張る今の時代。 今回のテーマは、デザイナーの人格。成果のために人格を見つめてきた記録です。人格と言うとちょっと大げさですが、言ってみればキャラクター。仕事のキャラクターを調整しても、本来の人格は変わらないもの。「うまく仕事を進められないな」と感じた際のヒントになれば幸いです。 自信のない人格を変えてやる自信のない人格。学生からプロになって一定の割合でつまずくのがこのポイントです。 経験の少なさから、話す時にどうも自信なさげで頼りなく見えてしまう。自分のアウトプットを説明する。提案する。そんな場面で、自信のなさが