【ヨハネスブルク小泉大士】西アフリカ・ブルキナファソの首都ワガドゥグで2日、武装集団がフランス大使館と陸軍本部を同時に襲撃し、兵士や警備要員少なくとも8人が死亡、80人以上が負傷した。サハラ砂漠南縁部のサヘル地域を拠点とする国際テロ組織アルカイダの分派「イスラム・マグレブ諸国のアルカイダ」(AQIM)による犯行の可能性が浮上している。 AFP通信は複数の治安関係者の話として、陸軍本部だけで少なくとも28人が死亡したとの情報があると報じており、犠牲者数は増える可能性がある。
車に積まれた爆弾が爆発したパキスタン・パラチナル市の市場に集まる治安当局者や市民たち(2017年3月31日撮影)。(c)AFP 【3月31日 AFP】パキスタン北西部の部族地域にある、イスラム教シーア派(Shiite)住民が多い地区の市場で31日、車に積まれた爆弾が爆発し、22人が死亡、57人が負傷した。地元病院の医師が明らかにした。また事件後すぐにイスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」の分派組織「ジャマートゥル・アハラール(JuA)」が、AFPに犯行を認めるメッセージを送った。 爆発が起きたのはアフガニスタン国境に近いクラム(Kurram)部族地域の主都パラチナル(Parachinar)市で、地元病院の外科医は「病院には22人の遺体と負傷者57人が収容されている」と明らかにし、死傷者には「女性と子どもも含まれている」と語った。また軍はパラチナルから負傷者を移送するため、ヘ
車による自爆攻撃を受けたアフガニスタン・カブールの警察署から上がる黒煙(2017年3月1日撮影)。(c)AFP/SHAH MARAI 【3月1日 AFP】(更新)アフガニスタンの首都カブール(Kabul)で1日、治安関連施設2か所を狙った旧支配勢力タリバン(Taliban)の同時自爆攻撃があり、16人が死亡、100人以上が負傷した。 当局によると、まずカブール西部の警察署で自爆犯が自動車爆弾を爆発させ、もう1人の襲撃犯が侵入して銃撃戦が起きた。襲撃は5時間にわたり続き、現場からは煙が立ち上った。2件目の攻撃では、同市東部にある情報機関の施設入り口で別の襲撃犯が自爆し、もう1人が銃で射たれたという。 AFPの取材に応じた保健省職員は、最初の攻撃で15人、2件目の攻撃で1人の計16人が死亡、少なくとも104人が負傷したと語った。負傷者の一部は重傷を負っており、死者数はさらに増える恐れがあるとい
相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で昨年七月、十九人が刺殺、二十七人が負傷した事件で、殺人罪などで起訴された植松聖(さとし)被告(27)が勾留中の神奈川県警津久井署で本紙記者と接見した。「遺族の皆さまを悲しみと怒りで傷つけてしまったことを深くおわび申し上げます」と述べる一方、犠牲者に向けた言葉はなく、障害者への差別思想を改めた様子はうかがえなかった。 (宮畑譲) 「話したいことはたくさんあります。とらえ方の違いで誤解を受けることがあるので、きちんと話したいと思い、面会を受けさせてもらいました」。警察官二人に連れられ、面会室に入ってきた植松被告は透明なアクリル板越しに、丁重な口調で話し始めた。 記者が接見したのは起訴から三日後の二月二十七日。植松被告の服装は、グレーと黒の迷彩柄のジャンパー。髪は眉にかかるくらいまで伸び、先は金髪が残っている。メモを取る記者の手元を確認すると、意を決
フランスのメディアなどによりますと、日本時間の3日午後6時ごろ、パリの中心部にあるルーブル美術館の近くで、刃物を持った男が警備にあたっていた兵士を襲おうとして制止され、美術館は現在、館内にいた観光客らを外に退避させています。 これを受けて、ルーブル美術館は、館内にいた観光客らを全員、外に退避させるとともに、美術館と周辺の店舗を封鎖しています。 地元メディアは、男がアラビア語で「神は偉大なり」と叫んでいたと伝えていますが、警察がかばんの中身を調べたところ、爆発物などの危険物は見つからなかったということです。
襲撃事件発生後、仏パリのルーブル美術館の入り口を警備する警官(2017年2月3日撮影)。(c)AFP/ALAIN JOCARD 【2月3日 AFP】(更新、写真追加)仏パリ(Paris)のルーブル美術館(Louvre Museum)で3日、刃物を持った男が「アラーアクバル(アラビア語で神は偉大なりの意)」と叫びながら治安部隊に襲い掛かる事件が発生し、兵士が男に発砲、男は重傷を負った。 犯人は美術館に通じるショッピングエリアで5発の銃撃を受けた。治安部隊によると、襲撃された兵士は「軽傷」を負い、病院に搬送された一方、襲撃犯は重傷を負ったもの命を取り留めた。犯人は美術館に通じるショッピングエリアで5発の銃撃を受けた。 パリ警視庁のミシェル・カド(Michel Cadot)総監は、襲撃犯の他にもう一人、「疑わしい」行動をしていた男が拘束されたと発表したが、詳しい詳細は明らかにしなかった。また襲撃
爆弾が爆発したパキスタン・パラチナル市の野菜市場を調べる治安要員(2017年1月21日撮影)。(c)AFP/Ali JAN 【1月22日 AFP】パキスタン北西部の部族地域にあるイスラム教シーア派(Shiite)住民が多い地区の市場で21日、爆弾が爆発し、少なくとも20人が死亡、40人が負傷した。当局が発表した。 同市当局者によると爆発が起きたのはアフガニスタン国境に近いクラム(Kurram)部族地域の主都パラチナル(Parachinar)市の人出でにぎわう野菜市場。野菜の箱に隠されて市場に運び込まれた簡易爆弾が爆発したという。 イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」の分派「ハキムラ・メスード(Hakimullah Mehsud)」がAFPへの電話で犯行を認めた。 同派報道官は「治安部隊によるわが組織の仲間の殺害と、(シリアの)バッシャール・アサド(Bashar al-As
マリ北部ガオにある軍基地で、自爆攻撃の発生後にトラックに集まった兵士(2017年1月18日撮影)。(c)AFP 【1月19日 AFP】西アフリカ・マリ北部の最大都市ガオ(Gao)の軍事基地で18日、自動車を使った自爆攻撃があり、約50人が死亡した。和平の復旧に関わっていた武装集団が標的とされた。国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系の武装勢力が犯行声明を出した。 自爆攻撃を受けたのは、トゥアレグ(Tuareg)族が率いる元反政府の武装集団と親政府の武装集団が2015年の政府側との和平合意後、拠点としてきた基地。当時、和平合意に基づいて両武装集団が共同で警備を行う準備をしていた。 米テロ組織監視団体SITEインテリジェンス・グループ(SITE Intelligence Group)やモーリタニアに拠点を置く通信社アルアハバル(Al-Akhbar)によると、アルカイダ系のイスラム武装勢力
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く