安倍首相に近ければ人を殺しても許される。一方で普通の市民は内心まで踏み込まれて監獄にぶち込まれる ― そんな社会がすぐ目の前まで来ているようだ。『週刊新潮』(10日発売)の特集「警視庁刑事部長が握りつぶした安倍総理ベッタリ記者の準強姦罪逮捕状」がそれを示す。記者とは元TBSの山口敬之氏。安倍首相に最も近いジャーナリストと呼ばれる。 記事によると山口氏は2015年4月、マスコミ志望の女性(当時25歳)を都内のホテルに連れ込んで乱暴した。 女性は記者と飲酒しているうちに意識がなくなった。「(グラスに)デートレイプドラッグを入れられた」と女性は話す。 女性からの被害届を受けた高輪警察署は捜査に着手。タクシー運転手、ホテルのベルボーイの証言を得た。防犯カメラによる証拠映像も押さえた。 準強姦罪の逮捕状を取り、捜査員は山口氏の逮捕に向かったが、寸前のところで警察上層部からストップがかかった。 「待っ