2020年8月30日のブックマーク (2件)

  • 「写真複製サイン」をなんと呼んだらいいのか - 野良サインとそれ以外

    事象や概念に名前を付けることがずっと苦手です。語彙が乏しいということもあるし、対象の概念をあらわす言葉を脳のなかからうまく引っ張り出してこれないという感じです。 名前がないことはそれはそれで不便なのでとりあえず名前をつけはするのですが、しばらく経ってから「あんまり良くない名前だな……」とか後悔するということもよく起こります。 名前付けがうまくできないままになっている案件のひとつに「写真複製サイン」というものがあります。 堺筋町駅・2019年3月工事中の駅の仮囲いに設置されていた「写真複製サイン」 日橋駅(都営地下鉄)・2010年9月かつて同じ場所に設置されていたのだと思われるサインの写真が掲示されている つまり、〈掲示されているサインの写真を撮影〉→〈その写真を印刷〉→〈それを掲示〉……というものです。オフィシャルのサインを「複製」する手軽な方法として写真と印刷を用いている、とも言えま

    「写真複製サイン」をなんと呼んだらいいのか - 野良サインとそれ以外
  • 「“私はあなたの『アイヌ』ではない”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴空間)」

    「“私はあなたの『アイヌ』ではない”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴空間)」今年7月に開業した北海道白老郡白老町の「ウポポイ(民族共生象徴空間)」。「国立アイヌ民族博物館」「国立民族共生公園」「慰霊施設」によって構成されるこの国立施設が誕生した背景を踏まえ、「語られていないこと」について小田原のどかが論じる。 文=小田原のどか 民族共生象徴空間とは何か 2020年7月12日、北海道白老郡白老町に「ウポポイ(民族共生象徴空間)」が開業した。来は4月24日に開業が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により2回の延期を経てのオープンとなった。同施設の「愛称」であるウポポイとはアイヌの言葉で「(おおぜいで)歌うこと」を意味するといい、2018年に一般公募によって決定した。民族共生象徴空間という名称は、閣議決定された内容に基づいている。 「アイヌ文化の復興と発展のナショ

    「“私はあなたの『アイヌ』ではない”」:小田原のどかが見た「ウポポイ(民族共生象徴空間)」
    barringtonia
    barringtonia 2020/08/30
    このような批判を(おそらく)和人の論者が行うにあたって、例えばモニュメントの必要性や正当性について、当事者への取材なしに憶測に基づく疑義を呈するのもどうなのか、と思う部分もあり。