ブックマーク / www.sankei.com (4)

  • チョウザメを全て雌化 近大、安価なキャビアに道

    人工孵化(ふか)したチョウザメに女性ホルモンを与え、全て雌にすることに近畿大が日で初めて成功した。チョウザメの卵は高級材のキャビアになる。雌だけ養殖できれば生産効率が向上し、庶民の手が届く価格になるかもしれない。 養殖している孵化4カ月のシベリアチョウザメの稚魚150匹に、女性ホルモンの薬剤を混ぜた餌を半年間与えて飼育。1年後、45匹を無作為抽出して性別を調べると、全て雌だった。 孵化時の性別は半々で外観からは判別できないため、通常は3歳に育ったころ1匹ずつ開腹し生殖腺を調べて確かめる。縫合して養殖池に戻すなどの手間がかかり、人件費は千匹当たり約120万円という。 雄は魚肉として出荷するが、需要は少なく価格が安い。全て雌なら判別が不要で人件費を10%削減でき、キャビアの低価格化につながる。 ただ、女性ホルモンは高価な上、人体への安全性が懸念されることから、養殖魚の餌に使うことは法律で認

    チョウザメを全て雌化 近大、安価なキャビアに道
    barringtonia
    barringtonia 2019/12/14
    "通常は3歳に育ったころ1匹ずつ開腹し生殖腺を調べて確かめる""女性ホルモンは高価な上、人体への安全性が懸念されることから<略>植物に由来し、同様の働きを持つ物質に代替することで低コストで安全な雌化を目指す"
  • ナマズ新種、57年ぶり発見 国内4種目、滋賀と北九州の研究グループ 

    北九州市立自然史・歴史博物館(同市)の日比野友亮(ゆうすけ)学芸員と滋賀県立琵琶湖博物館(同県草津市)の田畑諒一(りょういち)学芸技師の研究グループは17日、国内4種目となる新種ナマズ「タニガワナマズ」を発見したと発表した。16日付の国際学術誌「Zootaxa(ズータクサ)」に掲載された。国内でのナマズ属の新種発見は57年ぶり。 これまでは各地に生息するナマズ、琵琶湖淀川水系の固有種ビワコオオナマズとイワトコナマズの3種が知られていた。 タニガワナマズは伊勢湾など東海地方を中心に生息。他種のように河川下流域や湖沼ではなく、上流の谷川に生息することから命名された。遺伝子解析で新種と判明した。 イワトコナマズと近縁で体色や歯の形状などが似ている一方、ナマズのような細長い体つきが特徴。9月8日~11月25日、琵琶湖博物館で展示される。

    ナマズ新種、57年ぶり発見 国内4種目、滋賀と北九州の研究グループ 
    barringtonia
    barringtonia 2018/08/17
    東海地方の河川上流域に生息するタニガワナマズ cf. http://www.monstersproshop.com/tanigawanamazu/
  • 伝統の「宝蔵院流槍術」に槍不足の危機!!…「10年くらい前から槍調達難しくなった」 伝習者ら、植樹活動開始(1/3ページ)

    奈良発祥の古武道「宝蔵院流槍術」。約460年の歴史を持つ由緒正しき武道だが、槍の柄の原料であるカシの不足が深刻化し、伝統の継承に黄色信号がともっている。槍に適する長尺で無節のカシを調達できるのはいまや愛知県の製材所1軒のみ。「自分たちで植林するしかない」。伝統を守るべく、槍術の伝習者が立ち上がった。 460年の伝統、国内外で約100人が鍛錬励む 昨年12月10日、上牧町の山林ではカシの苗の植樹祭が行われていた。平成25年から毎年、ドングリから大切に育ててきた「ハナガカシ」の苗だ。約2500平方メートルの敷地に随時、計1500〜2千を植える予定で、30〜50年後に伐採し槍の柄を製材する-という長期計画を立てている。 宝蔵院流槍術は約460年前に興福寺(奈良市)の僧、胤栄が始めたとされる奈良発祥の古武道。現在は奈良を中心に国内外で約100人が鍛錬に励む。特徴は、十文字の穂先が付いた「鎌槍」(

    伝統の「宝蔵院流槍術」に槍不足の危機!!…「10年くらい前から槍調達難しくなった」 伝習者ら、植樹活動開始(1/3ページ)
    barringtonia
    barringtonia 2017/01/13
    ハナガガシは九州でも珍しく、環境省レッドリストでは絶滅危惧II類。
  • スティーヴン・ミルハウザーさん『魔法の夜』 月光の下で癒やされ心開く人々

    大学で創作も教える。「気をつけているのは、『これが正しい書き方だ』とは言わないことです」と話すスティーヴン・ミルハウザーさん 「魔術師」という呼び名がしっくりくる。精緻な描写を重ね、幻想美に彩られた魅惑的な小宇宙へと読者を誘う米のピュリツァー賞作家、スティーヴン・ミルハウザーさん(72)。先月初来日した作家に、新たに邦訳が出た中編小説『魔法の夜』(柴田元幸訳、白水社)への思い、そして小説・芸術観を聞いた。(海老沢類) ◇ 作家としてのキャリアは40年超。主な著作が邦訳されていて、日の若手作家にもファンが多い。自動人形や盤上ゲーム、遊園地…といった懐かしさと温かみを喚起する人工物を細密に描く筆致には定評がある。 「ストーリーだけではなく、文章の叙情性や意外な細部によって読者を誘惑したい。自分が所有する世界をきっちり書くのがポイントなのです」 神秘の感覚 『魔法の夜』(1999年発表)でも、

    スティーヴン・ミルハウザーさん『魔法の夜』 月光の下で癒やされ心開く人々
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