高市早苗政権は「日本全体として必要なナフサは足りている」という姿勢を崩していない=5月22日、首相官邸(春名中撮影)イランによる中東・ホルムズ海峡封鎖により「ナフサが不足する」との報道が多い。中東からのナフサが4月は前年比で79%ほど減少し、さらに5月にはほぼゼロになるという報道がある。 ただし、化学メーカー各社で組織する石油化学工業協会によれば、中東以外からのナフサの代替調達が急拡大し、「従来は2割程度であった中東以外の輸入ナフサ量は5月には大幅に増加する見込み」と説明されている。 そして、ナフサを原料とする主要石油化学製品であるポリエチレンやポリプロピレンなどは生産・出荷、在庫ともに全体では供給を継続し、直ちに供給困難には陥らないと情報発信している。 「ナフサ不足」はマクロでは起きていないまたプラスチック、包装ラップ、レジ袋など身近に利用される消費財のほとんどで急速に生産が回復している

