損害保険大手NKSJホールディングスは、傘下の損害保険ジャパンと日本興亜損害保険が2014年4月にも合併して発足する新会社名を「損害保険ジャパン日本興亜」にする方針を固めた。 新会社の社長に二宮(ふたみや)雅也・日本興亜社長(60)、会長に桜田謙悟(けんご)・損保ジャパン社長(56)を、それぞれ充てる。23日に正式発表する。 NKSJホールディングスの首脳には、4月1日付で、社長に桜田氏、会長に二宮氏が就く人事が決まっている。持ち株会社と中核子会社で首脳人事をたすき掛けにすることで、両社のバランスに配慮する。 新会社は、正味収入保険料が計約1・9兆円(10年度)と、東京海上ホールディングス傘下の東京海上日動火災保険を抜き、単独の損保会社で国内最大となる。