阿部守一知事は11日、野田佳彦首相がTPP協定交渉参加に向け関係国との協議入りを表明したのに対し、「交渉参加は現状では反対」との認識をあらためて示した上で、「首相としての責任ある判断であると受け止める」とするコメントを発表した。対応検討のため庁内に設けた連絡会議を対策会議に改組し、全庁的に対応を検討する方針を示した。 知事はTPPについて「農業分野だけでなく、医療、政府調達、労働、サービスなど国民生活のさまざまな分野への影響が予想されるにもかかわらず、十分な国民的議論がなされているとは言い難い」と指摘。首相に対し「国際関係における日本の将来ビジョンと戦略を国民に十分に説明することが必要」と注文した。 また、県として農業、農村の再生・強化に向け、具体的対策検討と、国への提言に取り組むとした。 11月12日(土)の県内ニュース 旧木沢小にすみ着いた「猫校長」人気 飯田市南信濃(11/12
県内初 電子採決システム 小浜12月定例会から(読売新聞2011年11月12日) 小浜市議会(定数18)は、議員の賛否を明確にするため、押しボタン式による電子採決システムを導入する。議案に対する議員の意思を市民に分かりやすく伝える議会改革の一環で、リハーサルを重ねたうえで12月定例議会から運用を始める計画だ。同様のシステムは、県内ではあわら市議会も来年以降の導入を目指しているほか、大野市も新庁舎建設に合わせて採用を検討している。(熱田純一) 議会では起立や挙手で採決するのが一般的。しかし、傍聴席から賛成、反対の見分けがつきにくい難点があるため、小浜市議会は昨年度に押しボタン式の採用を決め、3150万円かけて今春までに整備した。議員席に賛成と反対のボタン、議場の両側の壁には全議員の氏名を表示するモニターを設置。議長の指示で議員がボタンを押すと、モニターに各議員別に賛成は白、反対は青で表示され
飯田市南信濃木沢に観光施設として保存されている旧木沢小学校に、虎毛の雌猫「高峰(たかね)」がすみ着き、「猫校長」と呼ばれて住民や観光客の人気を集めている。施設を管理する木沢地区活性化推進協議会の一員で、「校長」の肩書で校舎の案内をしている山崎博文さん(75)は「校長の座を取られちゃったな」と笑顔を見せる。 同協議会によると、高峰が野良猫として集落に現れたのは2008年ごろ。それからしばらく住民に飼われていたが、2年ほど前に買い主が引っ越した際、地元に残された。飼い主だった住民の名前と、周囲にそびえる「峰」を組み合わせて高峰の名が付けられた。住民たちは4、5歳くらいとみている。 日中は同校の玄関先で日なたぼっこをしたり、近くの郵便局や商店を回って餌をもらったり。校舎内には寝床もあり、いつしか「猫校長」としてかわいがられるようになった。観光客から記念撮影を求められることもある。最近は住民か
リニア中央新幹線・東京―大阪間で中間駅が設置される長野、山梨、岐阜など6県は11日、JR東海に対し、中間駅の費用負担についての考え方を説明するよう申し入れた。同社は終了後、「早い機会に各県が集まる場で考えを示したい」との内容のコメントを発表。年内にも協議の場が設けられる見通しとなった。 6県の副知事や担当部長らが名古屋市のJR東海本社を訪れ、山田佳臣社長に申し入れ書を手渡した。 会合は非公開。終了後、連携して交渉することを各県に提案した岐阜県の淵上俊則副知事は「協議開始を申し入れた。まずはJR東海に基本的な考え方を示してもらいたい」と述べた。長野県の和田恭良副知事は「懸案事項の申し入れができてよかった。期待感を持っている」とした。 JR東海の試算によると、中間駅の建設費は、長野など地上駅が350億円程度、地下駅は2200億円程度。 11月12日(土)の県内ニュース 旧木沢小にすみ着い
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