男性が指さしているのは、車のシルエットのようですが、実はこれは、高級外車「ポルシェ」です。 ポルシェを“世界一黒い車”にしたのは、岐阜市にある車の鈑金塗装などを手掛ける会社です。 光沢が一切なく、立体感が失われ、ライトやエンブレムが浮いているように見えます。 使われたのは、光を99.4%吸収する塗料。世界で最も黒い塗料だといいます。 街を走る隣の黒い車と比較すると、その違いは一目瞭然。夜の街を走ると、その“異様な存在感”が際立ちます。 ピットワン 企画開発部・岩田真司部長:「途中(車を)止めている時に話し掛けられたりとか。『これって、どういう車ですか』『どういう色なんですか』という不思議そうな感じというか」 塗料の会社とのコラボレーションで誕生した“世界一黒いポルシェ”。誕生の裏には、強い想いがありました。 ピットワン 企画開発部・岩田真司部長:「この塗料を作るメーカーさん、日本の技術がす