映画の撮影場所となった工場には古い建物が多く残る。24日と25日に特別公開される=愛知県常滑市山方町愛知県常滑市内で撮影された映画「20世紀少年」のロケ地を紹介するパンフレット 全国で公開中の人気映画「20世紀少年〈最終章〉 ぼくらの旗」(堤幸彦監督)の撮影に使われた、愛知県常滑市のレトロな街並みを市の新たな観光資源にしようと、常滑商工会議所が力を入れ始めた。訪れるファンのために撮影場所の看板やロケ地巡りのパンフレットを作ったほか、24、25の両日には、普段は入場できない撮影場所を特別公開する。 「20世紀少年」は、幼なじみの男女が人類滅亡の危機に立ち向かう物語。全22巻に及ぶ浦沢直樹さんの人気コミックを原作とし、3部作で制作された映画は、名古屋市出身の堤監督がメガホンを取り、唐沢寿明さんが主演した。 常滑市の街並みがロケ地に選ばれたのは、堤監督が08年4月、同市にある中部空港で「2