フローラルの専門店 確か今年の1月のこと。誰が言い始めたのか忘れたが、ツイッター上でMacintosh Plusの『Floral shoppe』というアルバムのことが話題になった。「ECCOと悪寒ダイビング」とか「花の専門店」とか、おかしな日本語を使った曲名と怪しいジャケット、そしてそれと同じくらい調子外れなサウンドをみんな面白がっていたんだと思う。音楽的にいえば、ダイアナ・ロス「It's Your Move」(「リサフランク420 / 現代のコンピュー」)やザップ「I Only Have Eyes For You」(「月」)、ペイジズ「You Need A Hero」(「ライブラリ」)といった、エイティーズ音源のスクリュー・ミックス+α なのだが、曲名やジャケットとの合わせ技で、異様な雰囲気を醸していて、僕もかなり興味を惹かれた。ただ、アルバムが10ドルくらいしたので、スルー。そのまま忘