先日、オライリー「Infrastructure as Code」の日本語版が発売されました。 www.oreilly.co.jp 副題にある通り「原則とプラクティス」をメインに書かれていて、特定のツールに依存しない内容になっています。 特に1章「課題と原則」は何度も読み直したくなる内容でした。(さらに言うと"1.2.1 Infrastructure as Code の目標" は壁に貼っておきたいような内容) 全体としては 「 予防より復旧 」が重要という印象をうけました。 一通り読んでみましたので、個人的に印象に残ったポイントをまとめます。 1. 大きな変更より小さな変更を日常的にする 小さな変更のほうが失敗したときに問題を特定しやすく、戻しやすい。 小さな変更のほうが確実に改善でき、モチベーションも保たれる。 2. システムを絶えず変更し、改良しているチームの方が大小の障害に対処できる力