技術を活かし、新しい価値を創造する DeNAのエンジニアは、想像を超えるDelightを届けるために何ができるかを考え、技術力と発想力で新しい価値を生み出しています。 多様な専門性を持ったエンジニアが切磋琢磨し、互いに刺激し合える環境や制度がさらなる成長へとつなげます。
はじめまして、樋口と申します。 先日のDeNA Technology Seminar #2でお話させていただきました HandlerSocket Plugin for MySQL のソースコードを公開しました。 HandlerSocketとは? 簡単に言うと、MySQLデータベースへのアクセスを高速化するためのプラグインです。MySQLのSQLパーザをすっ飛ばし、ネットワーク通信とマルチスレッド処理周辺を置き換えることによって、InnoDB等のデータベースエンジンの性能を限界まで引き出します。 このHandlerSocketですが、すでにモバゲータウンにて実際に運用しています。従来MySQLとmemcachedの構成で運用していた箇所を、HanderSocketを組み込んだMySQLだけの構成に置き換えました。その結果、MySQLサーバの負荷軽減、memcachedの負荷軽減、ネットワーク
5. 単一障害点を無くしたい Single Point of Failure: その箇所がダウンするとサービスが 止まる いかなる時にも緊急対応が必要になる 早朝だろうと深夜だろうと対応が必要 アプリの数が多ければ確率も上がる メンバーも疲弊する MySQLの世界では スレーブは冗長化によってSPoFでなくすことは簡単 マスターは1個しか無いから難しい 5 6. MySQLマスター障害対応の課題 ・MySQLのレプリケーションは非同期または Writer IP 準同期 master ・マスター障害時に、一部のスレーブ (あるいは全部のスレーブ)が id=99 最新のバイナリログを受け取っていない id=100 id=101 可能性がある id=102 ・スレーブ間で、バイナリログの転送状況に 1. Save binlog events that ずれが生じている可能性がある exist o
1. MySQL Master High Availability manager and tools (MySQL MHA) 株式会社 ディー・エヌ・エー MySQL Geek, Oracle ACE Director 松信 嘉範 (MATSUNOBU Yoshinori) Twitter: @matsunobu 1 2. MySQLマスター障害対応の課題 ・MySQLのレプリケーションは非同期または Writer IP 準同期 master ・マスター障害時に、一部のスレーブ (あるいは全部のスレーブ)が id=99 最新のバイナリログを受け取っていない id=100 可能性がある id=101 id=102 ・スレーブ間で、バイナリログの転送状況に 1. Save binlog events that ずれが生じている可能性がある exist on master only ・左図の例
MySQLがダウンしたときに自動的に別のMySQLへ処理を引き継ぐことで、高可用性を実現するフェイルオーバーツール「MySQL-MHA: MySQL Master High Availability manager and tools」がオープンソースとして公開されたことを、作者の松信嘉範(まつのぶよしのり)氏がブログで伝えています。 Yoshinori Matsunobu's blog: Announcing MySQL-MHA: "MySQL Master High Availability manager and tools" 松信氏はモバゲーなどで知られるDeNAに勤務しており、MySQL-MHAによる自動フェイルオーバー機能はDeNAのインフラ運用を支えているとのこと。同氏のブログから引用します。 Difficulties of master failover is one of
株式会社ディー・エヌ・エー(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長兼CEO:南場智子、以下DeNA)は、スマートフォン向けゲームコンテンツ開発に携わる全世界のデベロッパーに対し、「Mobage SDK*1」として最適なゲーム開発環境をサポートします。デベロッパーは、ライトでカジュアルなソーシャルゲームからリッチなグラフィックを用いた本格派ゲームまで、様々なタイプのゲームコンテンツを開発することが可能となり、DeNAはプラットフォーマーとして多様なゲームの提供を促進していきます。サポート内容は以下の通りです。 ■スマートフォン向けソーシャルゲーム開発に最適な「ngCore」の提供 DeNAグループでは、ゲーム開発パートナーが、国内向けおよび海外向け「Mobage for Smartphone」(以下「Mobage」)*2でソーシャルゲームを提供するための最適なゲームエンジンとして、「Mobag
MobageなどのデータベースとしてMySQLを採用しているDeNAは、このほどMySQLコミュニティ最大のイベントで、「Corporate Contributor of the Year 2011」を受賞した。そこで示されたDeNAの世界に通用する技術力とは──。 オープンソース・データベースとして世界中で使われているMySQL。大規模なトランザクションを処理するサイト構築には不可欠の技術だが、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)はMySQLを徹底して使い倒し、独自の拡張技術を開発することを通して、その可用性を高めてきた、日本を代表するユーザー企業の一つとして知られている。現在、Mobage(モバゲー)サービスを動かすために、約700台のMySQLサーバーが稼働しており、その数は世界的にも有数のものだ。 4月中旬に米サンタクララで開かれたMySQLコミュニティ最大のイベント、MySQL
4月11日から米サンタクララで行われた「MySQL Conference & Expo 2011」。このイベントでDeNAの松信嘉範(まつのぶよしのり)氏が、同社の大規模なMySQLの運用を支えている技術とツールについてのセッション「Automated, Non-Stop MySQL Operations and Failover」を行いました。 プレゼンテーションの中で、社内で利用しているフェイルオーバーの自動化ツールをオープンソース化することにも触れています(英語のドキュメントも作成中とのこと)。 MySQLの大規模運用における自動フェイルオーバーは、特にクラウドでのMySQLの利用が増えるにつれてニーズが高まる分野と思われます。セッションのスライドが公開されていますので、そのポイントを紹介していきます。 自動化されたノンストップなMySQLの運用 ソーシャルゲームでは高可用性が強く求
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く